世界最大級大湿地帯パンタナール/ブラジル

世界最大級大湿地帯パンタナール/ブラジル

【世界最大級大湿地帯パンタナール!秘境を旅行しよう!ブラジルといえば。今年の夏はブラジル、リオデジャネイロ・オリンピックで全世界がおおいに盛り上がりました。しかし、多くの方々は日本から声援を送っていたことでしょうね。なにせ南米ブラジルは地球の裏側。治安への懸念もあり、そう簡単にはいけないところ。

 

ちなみに、日本からブラジルに行くには、アメリカやヨーロッパなどさまざまなルートがありますが、どのルートで行っても少なくとも20数時間はかかります。でも、死ぬまでに一度は行かないと損!

 

ブラジル最大の魅力「生命の楽園」

ブラジルといえば?世界最大の河川であるアマゾン川はあまりにも有名ですが、イグアスの滝も世界三大瀑布の一つで、ルーズベルト大統領夫人に「かわいそうな私のナイアガラ」と言わしめたそうな。

そのイグアスの滝も捨てがたいのですが、ブラジルの最大の魅力といえば、やはりなんといっても世界最大級の大湿地帯、“生命の楽園“パンタナールです!

パンタナールはブラジル、パラグアイ、そしてボリビアの3カ国にまたがる大湿地帯で、総面積は195,000平方キロメートルにも及び、日本の本州くらいの広さに匹敵!

そこに大小の河川や湖沼、滝などが点在して、多様な野生動物や鳥類が自然のままに暮らしています。

 


パンタナールは野生の王国

パンタナールへはサン・パウロから飛行機で2時間ほどです。まずは、パンタナールへの入口の都市であるカンポ・グランジ(CampoGrande)に。

飛行機もいいですが、もし時間的な余裕があればバスで行くのもいいものです。夜の8時に出発して翌日10時半ごろ到着と、時間はかかりますが値段は安いし、何より、どこまでも続くまっすぐな一本道を見てブラジルの広さを実感することができます。


まさに“野生の王国”。パンタナールでは日本では見ることのできない、さまざまな獣、鳥、魚、虫、樹木、草花に遭遇します。

種類は大アマゾンをはるかにしのぎ、哺乳類約300種、爬虫類約480種類、鳥類約1,000種、魚類約400種と、まさに野生の王国。自然の生態系を維持する世界的に希少な地域だそうです。

幸いにも私は実際には遭遇しませんでしたが、5メートルを越えるアナコンダもいます。


▽牛を飲み込んだアナコンダの写真 

 



パンタナールを旅行するなら乾季を狙って!

 私がパンタナールに行ったのは8月でしたが、あとから調べてみると、とても良い時期に行ったことがわかりました。

パンタナールの雨季11月から3月で、その時期はパラグアイ川の氾濫によってパンタナールの7割が水没してしまうとのこと。観光どころではありません。

 

乾季4月から10月で、日中は暑いのですが夜間は涼しくて快適に過ごせました。ただ雨が降り始めるととたん肌寒くなり、日が照っている時との寒暖の差がはげしいので、半そでのTシャツの上に長袖のシャツを2枚着て、日中暑くなると長袖のシャツを1枚づつ脱いで調節していました。

 

またこの期間は釣りにも最適の季節です。パクー(pacu)やドラード(dourado)、そしてピラニア(piranha)なども獲れ、釣り好きの人にとっては天国のようなところです。

私はピラニア釣りに挑戦しましたが、2時間位で10匹ほど釣れました。ピラニアというと鋭利な歯と強靭な顎を持つ、獰猛なイメージの魚ですが、もちろんボートから落ちたりしたら生きては帰れないとは思いましたが、よく注意さえ払えばそれほど危険な感じではありませんでした。

その場でピラニアを刺身にして食べてみましたが、案外味はよかったです!



ボニート、“神秘の水の楽園“

 南パンタナールに行くと、神秘の水の楽園ボニートがあります。中でも恐ろしいほどの透明度を誇るスクリー川ではシュノーケルもでき、またボニートにはたくさんの洞窟や滝があって、信じられないほどのブルーの色を持つ滝で、その透明感を感じながら色鮮やかな多くの淡水魚と戯れることができます。

別世界です!

 


自然の宝庫、パンタナール。美しい”では表現できない美しさ。自然の中の自然。


そんな異世界パンタナールにぜひ一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。人生で死ぬまでに一度は冒険したいという方にはピッタリの場所ですよ。


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