必見!法人英語研修で成功している企業の業種別最新事例2017

必見!法人英語研修で成功している企業の業種別最新事例2017

必見!英語研修で成功している企業の業種別最新事例2016

Ⅰ.英語研修を成功させるには?

英語研修を導入するにあたって、成功する秘訣は語学の「目的と方法」を明確化させることです。そしてその「目的と方法」は、業種や業界ごとによって異なってくるでしょう。

各業種で成功した研修を参考にすれば、あなたが導入したい研修の「目的と方法」を明確化する上で役に立つはず。そこで今回は、各業種ごとに成功した語学研修の事例をご紹介します。

Ⅱ.製造業メーカー・技術職で必要なスキルは?

技術職には、製造現場で必須の厳選された語彙と、現地スタッフにシンプルで確実に伝わる英語力が必要です。工場案内、原材料や設備の取り扱い、品質や問題解決などのシチュエーションにおいて円滑に意思疎通を行えるかが問われています。

技術職の英語研修として、キヤノンの制度を紹介します。キヤノンでは、アジアのダイナミズムを体感する「アジアトレーニー制度」、グローバルに活躍する人材を育成する「欧米トレーニー制度」が存在します。

特に「欧米トレーニー制度」は、グローバルな環境でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的としています。

赴任先は、イギリス・アメリカの英語圏、およびドイツ・フランス・ブラジル・ロシアなどの非英語圏です。現地法人での実務研修を通して、将来、国際的に通用するビジネススキルを習得してもらうプログラムといえるでしょう。 

Ⅲ.貿易・商社で必要なスキルは?

様々な商取引での実践的なシナリオでのコミュニケーション力が必要です。会議やプレゼンテーション、同僚やクライアントとの付き合いの上で必要な語彙、言語、スキルが要求されます。

2016年度3月期決算で商社ナンバーワンに輝いた伊藤忠商事では、海外出張や海外駐在の要件としてTOEICと英会話の社内基準をクリアする必要があり、昇格条件にもなっています。

2013年度から「国内短期集中英語合宿」を導入し、英語力の習得強化を加速させると共に、2015年度からは、「国語人材の拡充・強化」に向けて、従来から実施している語学研修などの受講者数増員に加え、新たに社員が自主的に学べるオンライン学習環境を構築、幅広い中国語の習得支援策・教育機会を提供しています。

また、中国語人材の早期育成・基礎作りを図っています。

Ⅳ.医療・病院でのポイントは?

医療英語は、他の業種とは一線を画すといっても過言ではありません。患者さんからの状況説明や症状を正確に理解する高いリスニング力が医療スタッフには求められます。

また、診察の流れ、処置・治療法、処方箋、次回の診察の予約など、様々な診察ポイントで行われる医療スタッフからの説明も、簡潔でかつ正確に英語で伝えられるスピーキング能力も求められます。

患者さんが仮に英語のネイティブスピーカーだったとしても、英語での専門用語はもしかしたら知らないかもしれません。一般の人が分かる言葉に置き換える必要も出て来る場合もあります。一般用語と専門用語の語彙を理解した上で状況に合わせて使い分けながら、患者に説明することが求められます。

 北野病院では、マンツーマン・グループレッスンともに英語の基礎力向上を目指したプログラムを実施しました。外国人ネイティブ講師によるレッスンは、受講生同士も英語で会話できるように工夫。院内レッスンと通学レッスンを併用できる体制の柔軟さと、受講生のレベルに合わせたレッスン内容により、研修前に設定した目標を全受講生が達成することができたといいます。

また、研修によって英会話の上達だけではなく、学習意欲や職場への愛着など、仕事へのモチベーション面にも肯定的な効果が生まれました。

Ⅴ.サービス・観光・ホテルで必要なスキルは?

外国のお客様に対して、日本の「おもてなし」を英語で行う応用力、異文化コミュニケーション能力が求められます。

特に、海外から常に多くの観光客が来る帝国ホテルでは、語学研修には力を注いでいます。レベル別の英語研修クラスやTOEICの社内受験、フランス語研修、中国語研修など、職種や語学力に応じて受講することができます。

そして「海外留学推奨制度」では、留学・研修のプランをなんと従業員自ら提案、応募します。合格者(勤続3年以上)は最長1年間、海外の大学やホテルで、企業経営に関する知見を得る、あるいはプロフェッショナルとしての知識や経験を広げるための留学ができます。学費や渡航費等だけでなく、留学中の給与・賞与が支給される帝国ホテル独自の制度です。

Ⅵ. マーケティング、広告で必要なスキルは?

マーケティング、広告代理店で働くプロフェッショナルは、専門的なマーケティング用語を駆使し、実用的なコミュニケーションをクライアント、同僚と円滑に行わなくてはなりません。

 マーケティング、広告業界での成功事例として、電通グループをあげることができるでしょう。電通が求める英語力は、グローバル業務が可能なレベルとしてTOEIC730点です。

社内では、グローバルビジネスで通用するコミュニケーション力を身につけてもらうため、TOEIC730点以上の社員を対象とした様々な英語研修を用意しています。グループレッスン、合宿などによる「New Global Passport21」、英語圏の異文化理解を促進する「グローバルマインドセット研修」などがあります。

Ⅶ.航空会社・客室乗務員・管理職での必要なスキルは?

CAとして必要な乗客や機内スタッフとの英語での機内コミュニケーション能力が必要です。離陸前から着陸まで起こりうる様々な業務を明確に、礼儀正しく遂行する英語が求められます。

客室乗務員と言えば、やはりANA2014年から、役職や年齢を問わず3年で1000人に研修を実施して英語力を底上げようとしています。同社の社員であれば誰でも標準的なコースを受けられるが、会社側が指名した社員は個別レッスンを含む上級のコースを受講することができます。 

以前は管理職になる上で英語力の明確な基準はありませんでしたが、2012年4月から管理職への登用基準として英語能力テスト「TOEIC」で700点以上の取得を定めています。

 Ⅷ.終わりに

いかがでしたでしょうか。各業種、業界によって、求められる英語のレベル、研修のスタイルは全く違いますね。この記事が、研修を導入するにあたり、その「目的と方法」を明確化する上で役にたてれば幸いです。


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