異文化理解・コミュニケーション研修が必要な3つの理由

異文化理解・コミュニケーション研修が必要な3つの理由

語学は得意でもコミュニケーションが上手くいかない

 ソーシャルネットワークやLINEなどの登場で、コミュニケーションの形態そのものが根本から変化しようとしていますが、文化の異なる人々の間のコミュニケーションの難しさは変わっていません。

  文化背景が異なる人たちと接すれば、考え方の違い、仕事の進め方の違いなど、その違いに驚きと戸惑いを覚える人は多い。「語学は得意なのにコミュニケーションはうまくいかない」、「言葉は通じているはずなのに自分の言いたいことが伝わっていない」という経験者は多くいます。

  海外赴任前に駆け込みで語学学校に通い、赴任先の言語を学ぶことはあっても、相手国の文化や価値観など異文化理解に費やす時間や、異文化コミュニケーションスキルを向上させることに費やす時間は少なく、その重要性は、十分に認知されていないのが実情です。

 

異文化で結果が出せない日本人

 ところが実際に異なった文化的背景を持つ人たちと協業してみると、「時間を守らない」「言った通りにやってくれない」「ミスをしても謝らない」「説明したのに理解されていなかった」など、言葉は通じているはずなのに伝わっていないことが多く、結果を出せずに悶々とする日本人は少なくありません。

  この問題を解決するには、異文化理解や異文化コミュニケーションスキルを向上のトレーニングを受けることが効果的です。異文化理解に関しては、相手国の基本情報を得るのは当然のことですが、それを読み解くために、実は日本人である自分の考え方や慣習、価値観などへの理解が必要です。

 

異文化理解・異文化コミュニケーション研修が必要な3つの理由

 「なぜ、日本人は礼儀を大切にするのか」「なぜ、日本人は時間厳守するのか」など、その背景を客観的に理解することで、相手の文化との比較ができ、相手を読み解く手がかりにもなるからです。その意味で異文化接触は、改めて「日本人とは何か」という日本人のアイデンティティを再認識する機会になるのです。

  さらに、相手を知るときに重要なことは、自分の中にある固定観念を白紙に戻すこと、日本的価値観の延長線上で相手の善し悪しを判断しないことも重要です。「時間を守らない人間はだめ」「報告しない人間は使えない」などと結論を出さないことです。慎重に冷静に相手を見極めることです。

 では、誤解をできるだけ回避し、コミュニケーションの精度を向上させる方法はあるのでしょうか。その一つは「フィードバック」の徹底です。

 分かったようで分かっていないのが異文化コミュニケーション。そのため日本人同士ではあまりしない確認作業が必要です。たとえば「残業」という言葉は、日本では「大変だけど、しょうがない」ですが、多くの国ではネガティブな意味しかありません。

  また、和製英語には本来の意味が歪曲して使われている場合も多い。例えば、「challenge」という英語は日本ではいい意味で使うことが多いのですが、英語では「不服を申し立てる」などの意味もあります。そのため、「今あなたが言った意味は、言い換えると〇〇ということか」など確認作業が必要です。

  さらに業務でのコミュニケーションでは、異文化理解同様、相手に自分自身を伝える必要があります。「日本人はこのように考えている」といった丁寧な説明をし、相手も自分の文化を再認識する場にすることで相互理解が深まるのです。相手にとっても日本人は異文化だからです。

  つまり、1、日本人である自分の文化や考え方を理解し、自分のアイデンティティを明確にすること、2、相手の文化に対する固定観念を排除し、正確に理解すること、3、フィードバックを重視しながら丁寧なコミュニケーションをすることが重要です。

そして、共通目標を確認し、協業することで異なる文化がもたらすシナジー効果により、予想以上の成果を出すことができるようになるのです。

 

6・21・2017記

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