すぐ使えるドイツ語挨拶9選!ドイツ旅行の際にはぜひ覚えておきたい

すぐ使えるドイツ語挨拶9選!ドイツ旅行の際にはぜひ覚えておきたい
中世の古城巡り、美しい街並み、ウインナーやビールといったグルメ、ドイツはヨーロッパの中でも旅先として不動の人気を誇る国の一つです。そんなドイツへ旅行に訪れる方にピッタリ!
今日からすぐに使える厳選のドイツ語挨拶を9個ご紹介いたします。ぜひドイツの方と気持ちよく挨拶を交わし、快適な滞在にしてください。

ドイツ語で挨拶してみよう!すぐに使える挨拶9選

1. おはよう/こんにちは/こんばんは


Guten Morgen. (グーテン・モルゲン)=おはよう

Guten Tag.(グーテン・ターク)=こんにちは

Guten Abend(グーテン・アーベント)=こんばんは


1日の時間により変わる挨拶です。さすがに同じゲルマン語系だけあって英語の“Good morning”などとよく似た部分もありますね。TagdayAbend eveningです。ちなみに「おやすみなさい」Gute Nacht. (グーテ ナハト)といいます。


 

2. こんにちは


Hallo(ハロー)


1.では時間帯によって変わるあいさつをご紹介しましたが、日本語の「やあ」のような、時間帯に関わらずいつでも使えるあいさつもあります。それがこのHalloです。これも英語とよく似ていますが、綴りが一文字違うので気を付けてくださいね。

 

3. お元気ですか


Wie geht’s dir? (ヴィー ゲーツ ディア)

Wie geht’s Ihnen? (ヴィー ゲーツ イーネン)


上の表現のほうが親しい人同士でのあいさつになります。dirは親しい人をさす時に使う「あなた」です。逆にIhnenは敬意を表す「あなた」になります。上の表現だと「元気?」、下の表現だと「調子はいかがですか?」ぐらいのニュアンスの差があります。特に知らない人や、敬意を払わなければいけない相手には下の表現を使うようにしましょう。


 

4. じゃあ、また


Bis dann. (ビス ダン)


Bis dannは特に特定された日時はないけどまた近々会おうねという時に使われます。Bis~にはバリエーションがあって、Bis nachher「またのちほど」などの別れてから会うまでの時間によって単語が変わります。

 

5. さようなら


Auf Wiedersehen. (アウフ ヴィーダーゼーエン)

Tschüss.(チュース) 


少し長い単語ではありますが、お店を出る際など、人と別れる時に使えると印象がぐっとアップするのでぜひ覚えてみてください。最初のAufを省略して、Wiedersehenだけ言う場合もあります。また、もう少しカジュアルな表現としてTschüssもあります。こちらもよく使いますが、親しい間柄の人でより使う表現ですので、Auf Wiedersehenも覚えておいたほうがいいでしょう。

 

6. ありがとう


Danke.(ダンケ)

Danke schön. (ダンケ シェーン)


旅先でお礼のことばは「こんにちは」と同じぐらい重要ですね。Dankeは比較的に覚えやすく発音しやすい言葉ですので、ぜひ覚えてどんどん使ってください。Danke schönのほうがより丁寧な言い方になります。

 

 

7. どういたしまして


Bitte schön. (ビッテ シェーン)


Dankeと言うと、どういたしましての意味でBitteという言葉が返ってくると思いますので、これも知っておきましょう。またドイツの方にDankeと言われた際はこちらからもBitte schön.と返してあげられるといいですね。ちなみにこのBitte、ドイツ語では非常に様々な意味を持つ万能な言葉でして、どういたしましての意味以外にも日常的に使う意味として、英語でいうところの”please”の意味でも使うことができる単語です。お店で料理を注文する際にも使えるので覚えておきたい単語ですね。

 

8. ごめんなさい


Entschuldigung.(エントシュルディグング)

Es tut mir Leid. (エス トゥート ミアライド)


一つ目の表現のほうが、自分に非がある場合に使う表現です。ただし自分に非がないのに、この表現を使ってしまうと、たとえ何もしていなくても自分の非を認めたことになりますので、使う場面は気を付けたほうがよいでしょう。

自分に非がない場合で軽く「すみません」と言いたい場合は、2つ目の表現を使うほうが無難です。

 

9. よい1日を!


Einenschönen Tag. (アイネン シェーネンターク)


最後は少し上級編、こんにちはなどの基本的な挨拶を言えるようになったら、別れ際に「さようなら」だけでなくこういった一言を付け足せると、会話レベルがアップしますね!

 

ドイツ・ドイツ語のこぼれ話

 

ドイツだけじゃない!ドイツ語が通じる国


ドイツ語はその名通り、ドイツで話されている言語ですが。実はドイツ周辺国でも公用語として使われているのをご存知ですか。ドイツ以外でもオーストリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、スイス、ベルギーもドイツ語を公用語としています。また公用語とはなっていませんが、今ご紹介した以外の国でもヨーロッパ各国の様々な地域でドイツ語が話されているのです。

ドイツ語が話せると、ドイツだけでなくドイツの周辺国への旅行も楽しくなりますね。

 

科学用語や医学用語の多くはドイツ語から


ドイツは近代史において、医学や化学の分野で世界の最先端の技術を保持していたことから、それぞれ分野における多くの言葉がそのまま日本に借用語として存在しています。ドイツ人の医科学分野でいうと、かの有名な科学者アインシュタインや『解体新書』の著者であるヨハン・アダム・クルムス、アルツハイマー病の名前の由来となった精神科医アルツハイマーなどがいます。

 

ドイツ語からの借用語

医学

アドレナリン = Adrenalin

アレルギー = Allergie

カフェイン = Ceffein

コラーゲン = Kollagen

ワクチン = Vakzin

ホルモン = Hormon

 

科学

エネルギー = Energie

メスシリンダー = Messzylinder

プレパラート =Präparat

カリウム = Kalium

ウラン = Uran

チタン = Titan

 

番外編として登山用語もドイツ語が多かったりします

(諸説ありますがワンダーフォーゲル運動が日本にも派生した時に、ドイツ語も輸入されたという説があるようです)

リュックサック = Rucksack

ピッケル = Eispickel

コッヘル = Kocher

ザイル = Seil

カラビナ = Karabiner

 

生活の中にもドイツ語は根付いているんですね。

 

身近になったドイツのイベント


オクトーバーフェスト (Oktoberfest)


最近、秋ごろになると全国各地でオクトーバーフェスト開催という案内をよく見るようになりました。このオクトーバーフェスト、実はドイツのミュンヘンの秋の祭典を元にしています。大量のビールを飲んでどんちゃん騒ぎを繰り広げるこのお祭り、ミュンヘンでは毎年9月中旬から10月の第一日曜日までの2週間ほどで開催されるのだそうです。その文化が日本にも輸入され、近年人気になりつつあります。日本ではビールが美味しい夏に開催されることもあるようです。

日本で開催されるオクトーバーフェストでも本場ドイツから輸入されたビールや食べ物を味わえる屋台があったり、ドイツの歌をステージ上で歌ってくれるイベントもあるようです。ぜひお手軽にドイツの雰囲気を感じたいときには一度行ってみてはいかがでしょうか。


 

クリスマスマーケット (Weihnachtsmarkt)


日本に輸入されたドイツのイベントでもう一つ人気があるのはクリスマスマーケットではないでしょうか。東京、大阪、福岡などの主要各都市で開催されるようになりました。クリスマスマーケット自体はドイツ以外のヨーロッパ各国でも開催されるのですが、ドイツのものは規模が大きく特に人気です。このクリスマスマーケットでも実際にドイツ人がお店を出しているところもあるので、もし今回ご紹介したドイツ語の挨拶を実践してみたい時には、ぜひまず国内のイベントで使ってみませんか?


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