医学部合格シンプル勉強法「医学部受験脳のつくり方」医学部受験合格プロ講師が伝えたい8ポイント

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医学部合格シンプル勉強法「医学部受験脳のつくり方」
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1)まずはあきらめて「現実直視」

 まずはあきらめが肝心です。「あきらめること」は途中で断念すること、努力を中断することの意味で使われていますが、元々仏教では「四諦」という言葉があるように、「諦め」とは「真実を明らめること」を指しています。つまり「現実を直視すること」です。

では、なぜ現実直視が大切か?それは問題点をはっきりすることで解決方法がより明確になるからです。現実直視ができない、つまり迷っている時、やる気が出ない時は誰しも「何が分からないのかが分からない」「何に不安なのかも分からない」という混沌とした状態になりがちです。まずは問題点をはっきりさせることです。不思議なもので、問題点がはっきりすると解決の道は自動的に出てくることがほとんどです。あとは実行あるのみといったところですが、現実を直視し、問題を明確にすることで、問題の半分は解決したも同じと言えるでしょう。

2)耳を傾けるのは「成功者の体験談」のみ

受験情報は成功者の体験談が最も重要です。なぜなら、自分の貴重な時間を確実にムダと分かっていることのために費やされてしまうからです。

友達と群れることはそれなりの安心感を与えてくれますが、下手をすると「なあなあのぬるま湯」といったことも起こってきます。「朱に交われば赤くなる」と言いますが、友達も1つの人的環境なので、当然、自分にとっていい環境もあれば悪い環境もあるわけです。

特に予備校などに通うと未合格であるにもかかわらず、耳学問だけは豊富で、物知り顔にいろいろ話してくる人がいっぱいいます。

これは全て聞き流す、最初から相手にしない、仲間に入らないのが「鉄則」とされます。

2017東海大学医学部合格Aさん

「英語偏差値40から1年で合格!」

僕が浪人すると決まった時の英語の偏差値は40台後半でした。4月頃は医学部の長文はほとんど意味が取れませんでした。先生は「英語は何といってもまず単語力」と言って、毎回、T単語テストをしてくれました。同時に、もう少し短い英文の問題集で辛抱強く構文を説明し、意味を一緒に取ってくれました。ある程度単語力がつき、構文がわかるようになると、まったく意味不明に近かった医学部の長文が、不思議にわかるようになってきました。そして、毎月テーマを決めて僕の英語の弱点を手当てしてくれて、冬には偏差値も60前後まで来ました。あとはひたすら東海大ほか数校に縛った傾向と対策でした。東海大以外はかすりもしなかった感じですが、東海大のその日の英語だけは手ごたえがありました。振り返ってみると、今自分が医学生だということが信じられないような1年でした。



3)自信はなくても考えて「合理的判断力」を身につける

医学部受験では合理的判断力が重要になります。なぜなら最短で合格する為には、いろいろ受験情報を集め、考え、検討してみたけれど、やはりこの結論しかないという判断力が必要だからです。

 実は自分に「自信」があるという人はそういません。例えば、相当美人の女性でも顔、髪、身長、スタイル、体重に至るまで不満だらけで、「自分に自身満々」という人はなかなかいないものです。男性でも顔、身長、体重、運動能力、学力、対人関係といったところでなかなか自信が持てないものです。そこで自分に無いものを持っている人に対して非常に執着したり(同一視)、こじつけで無理やり自分を納得させようとしたり、余りに自信を失った場合には「逃避」といったことも起こってきます。

 ところが、「自信」を持つことはなかなか難しくても、「確信」を持つことは誰にでもできるのです。「確信」には「頭で納得する(知的確信)」「実際にやってみて納得する(意的確信)」「心の底から納得する情的確信)」の3段階がありますが、どの分野でも「知的確信」からなら入っていけます。

その一番シンプルなものは「損得勘定」「損得計算」です。主婦の値引きに対するあくなき執念、バーゲンセールに対する限りない情熱も、この「知的確信」に基づく行動なのです。

いろいろチラシを見た結果、このお店のこのセール期間中が一番安い!(知的確信)」「実際に買ってみてやっぱり良かった、満足!意的確信)」
「使ってみてますます納得、このモノにこの値段は絶対安い、やっぱり自分の判断に間違いはない!(情的確信)」という「確信のプロセス」は誰にも経験があることでしょう。

「世界で最も優秀なコンピュータ」とされる自分の頭を使って、まずは考えてみることから始めましょう。「合理的判断力」は誰でも身につけられます。

4)失敗者が成功者に変われる「忍耐力」

 失敗者が成功するには忍耐力をつけることです。なぜなら、「すべきムダ(試行錯誤)」を忍耐力をもって繰り返した人ほど最も効率よく学習できるようになるからです。

「最も失敗した人」が「最も成功する人」になれます。挫折し、メゲるような失敗の数々、連続の中で、「やっぱり自分にはムリだ」「自分にはこの道は向いていないんだ」と投げてしまえば、失敗は失敗のままで終わってしまうだけですが、「それでも、それでも」といって止めてしまわず、「こうすればいいんだ」という所まで到達すると、「失敗は失敗でなくなり、成功のための肥料、かけがえのない貴重な財産となる」ということです。

さらに言えば、苦しみ、もがき、そしてそこから這い上がった人は、自分が苦しんだレベルにいる人までは「道」を教えてあげることができるようになります。カウンセラーや教育関係者はたいていこうした「原点」「原体験」を持っているものなのです。

したがって、ある程度の精神的強さを持っている人へのアドバイスは「もっと失敗しろ、もっと苦しめ、もっともがけ、もっと悩め、そして何とかそこから這い上がれ、それが後々貴重な財産となる」ということになるのです。

 「敗北」と「成功」の分かれ目は「忍耐力」にあるということになるでしょう。頭を急激に良くする、運動能力をプロ並みにするなんていうことは誰にでもできるわけではありませんが、「忍耐すること」なら誰にでもできます。発明王エジソンは電球を作る時、電流が流れるフィラメントの材質に悩み、6,000種以上の材料を試した結果、ついに完成することができたといいます。「天才とは1%の霊感と99%の汗である」という有名な言葉がありますが、「99%の汗」の部分は凡人でも真似ができる所です。

 したがって、「1日でも早く成功したければ、たくさん失敗することだ」ということになるでしょう。よく、勉強するにも「これだけやればいいという本はないですか」「英単語はどれだけ覚えたらいいんですか」と言って、ムダを無くして効率よくやることばかり考え、結果的に参考書や単語集をしょっ中買って「積ん読」になっているだけの人がいますが、逆に「たくさんムダをした人ほど最も効率的にできる」ということを知っておくとよいでしょう。
もっと言えば、「すべきムダ(試行錯誤)」と「してはならないムダ(完全主義・完璧主義)」があるといういことです。勉強でもよく「自分は英語と数学は基礎の基礎からやらないとダメなんです、それこそ中学校と言わず、小学校まで立ち返らないと」と悩む人がいますが、行き過ぎると一生「自分は基礎ができていない、基礎からやり直さないとダメ」という強迫観念に追われて終わることになりかねません。基礎どころか、英語学者、数学者並の細かさを自分に要求していることがあるので、注意を要します。

5)失敗しても、今が一番いいと思える「失敗後の対処法」

 失敗しても「失敗後の対処法」を備えていれば鬼に金棒です。なぜなら、「失敗したらやり直せばいいんだ」という基本姿勢が身についてくるようになると、次第に「今が一番いい」と思えるようになってきます。

「失敗に対する恐れ、不安」は誰にでもあります。ですが、肝心なことは「失敗すること」にあるのではなく、失敗したことによって、このやり方ではダメだということが分かっただけでも良しとし、前の選択肢に戻って別な道を行けばいいということです。

10の選択肢があるとして、23つ試してみてダメだった場合、「やっぱりダメだ」と簡単に結論づけるのではなく、10の選択肢全てを試してみた上でやっぱりダメだった時に、「本当にダメだ」と結論づけるべきです。これが「絶対的確信的ダメ出し」です。

社会生活やビジネスでも失敗はつきものですので、「失敗しないことがいい」のではなくて、「失敗した時にちゃんと責任を取ればいい」ということを知っておくべきでしょう。

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6)やってみるまで分からないことは「やってみる」

迷ったら「やってみる」ことが重要です。なぜなら、「やってみるまでは分からないこと」があるからです。実際、「やったことのないこと」「まだ見ぬ世界」に対して迷いが出るのは当然で、全てを予測し尽くすことなど不可能です。迷った時に事前に徹底的に「考えなければならないこと」があるのは当然ですが、一方で「考えてもムダなこと」があります。

「迷ったら前に出る」これは阪神時代の星野監督が広島の金本選手を説得した際の決めゼリフです。金本選手だって、阪神に行って成功するかどうかなど、実際に行ってやってみるまでは分からなかったでしょう。こんな時、移籍して成功したケースは○○%などというデータがあっても、余り役に立ちません。「やってみて初めて確定すること」なのです。


7)全力よりも「継続は力なり」

 「全力は美なり、そして継続は力なり」とはよく言われますが、医学部受験勉強でどちらを取るかと言えば、当然「継続は力なり」になります。なぜなら、一時的に高いテンションで勉強するより、最初は低いテンションでも最後まで続いた方がいい結果に結びつくからです。

大体、人間の集中時間は幼児なら15分、大人でも12時間集中を続けることは決して簡単なことではありません。

ましてやそれが毎日となればなおのことです。例えば、英語を勉強しようと思った人が、「よし、じゃタイムを買って読むぞ」と決意したとします。ところが、800円出して1冊買ってきたはいいものの、1ページ目から悪戦苦闘、辞書を引き引き、どうにか最初の記事は読み終えたものの、すぐには次の記事に移れず、23日遠ざかっているともう次の号が店頭に並んでいるということになります。

真面目な人、完全主義の人ほどあっという間にこうなります。どうしてこうなるのでしょうか?それは「いい加減に」「適当に」読むことができないからです。1冊、2冊、徹底的に精読してそれで終わりになるより、3年、5年といい加減に適当に読んでいる人の方が力がつくのは目に見えているでしょう。勉強も同じです。最初からすごい勢いで取り組もうとする人がいますが、最初はむしろのんびり構えて「とりあえずやりゃいいんだ、続いた方がいいんだ」という感じの方がいいのです。塾や予備校に通う場合でも、最初の12ヶ月は「朝起きて、学校に行って、授業に出て、ノートを取って、分からない所は聞く」ことができれば上等と考えましょう。授業の内容がどんどん分かる、やる気があふれて仕方がない、という必要はどこにもありません。


8)適当にやって「努力は最小限」に

 やり過ぎず、やらなさ過ぎず、「良い加減で」「適当なあんばいで」やることを心がけましょう。なぜなら、勉強はやらないと意味がありませんが、追い詰められたようにやっても逆に心身を損なうことがあるからです。

いわゆる「試験・資格の達人」と呼ばれる人達は「満点狙い」「高得点狙い」など考えていません。「合格ラインを少し超える位」を狙いにいくのです。「要は合格すればいいんだ、取れりゃいいんだ」という発想です。そうすれば、気負いも減り、必要以上に自分を追い詰めることも無くなり、努力は最小限で済みます。


医学部受験プロ講師

益森 直義(ますもり なおよし)

京都大学文学部卒業。医学部合格実績は東京医科歯科大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、昭和大学、日本医科大学、富山大学、鳥取大学、日本大学、杏林大学、埼玉医科大学、ハンガリー国立大学。英語の主任、国語、倫理・政経担当。「学力ゼロから始める勉強法」と「やる気を維持するメンタル・マネジメント」と「あらゆる可能性を追求する情報管理術」の3つを駆使する総合コーディネーター。著書:「京大家庭教師が教える やる気が続くシンプル勉強法 」(中経出版)

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