ハングル能力検定試験内容と合格メリット

ハングル能力検定試験内容と合格メリット

1.  ハングル能力検定試験について

Q:ハングル能力検定試験ってどんな資格?

A:NPO法人ハングル能力検定協会がおこなっている民間の検定試験で、日本語を母国語としている人の韓国・朝鮮語の能力をテストするものです。

・検定試験は年に2回行われ、6月と11月に1回ずつ実施されます。

1級から5級までに分かれており、5級が初級レベルで、1級が最上級。1級では面接試験として、二次試験まで行われます。等級ごとに合格率が異なり、5級が81%、4級が80%、3級が55%、準2級が25%、2級が7%、1級が8となっています。

 

Q:どんな問題が出るの?

A:試験内容は「筆記」、「聞き取り・書き取り」の2分野でマークシート式になっているのですが、1級の一部は記述式になっています。

1級、2級、準2級は、筆記が90分、聞き取り・書き取りが30分行われ、3級、4級、5級は筆記が60分、聞き取り・書き取りが30分行われます。

 

・ハングル能力検定試験の出題範囲が等級ごとに決まっています。

5級の問題はすべて「合格トウミ改訂版初中級編」のリスト内から出題されます。

4級~準2級までの問題は、問題の構成上、場合によって「合格トウミ改訂版初中級編」のリスト外から5%出題されます。(3級から準2級までは、「上達トハギ」も参照)

1級と2級は出題される問題集が特に決まっていないので、通学・通信講座などを利用しての対策が必要になってきます。過去問を解いたり、「合格トウミ<改訂版> 1 2級 上級編」なども参考にしてみるといいでしょう。

Q:ハングル能力検定の資格はどんなメリットがあるの?

A:韓国へ留学、大学進学、就職などする時の語学力の評価基準として用いられます。

例えば、語学学校の講師、旅行会社、ツアーコンダクター、商社などで貿易関係の仕事、翻訳の仕事や通訳の仕事などをする場合、韓国語を話せることが条件になっていることがあります。その際、ハングル能力検定試験の資格を習得しておくと有利になります。

また、直接関係のない業務であっても、海外との取引が多い企業に就職したい場合では、「ハングル能力検定試験○級です」と答えられると、企業にとっても評価しやすく、アピールポイントになるのです。

 

受験生の声

ハングル能力検定試験 準2級合格!Nさん


1.  受験のきっかけは何ですか?

 もともと韓国語に興味があり、自己学習で勉強した時期があったのですが、仕事で必要になり、基礎からしっかり勉強しようと思ったことがきっかけです。
 試験前になると悩む時期が多々あるのですが、その都度、趙先生がアドバイスをして下さるので、何とか乗り越えています。先生お手製の音声学習資料や試験対策資料を大事にしています。

2.対策として、特に何を集中して行いましたか?

 検定の3か月前ぐらいから検定対策を行いました。
 慣用句やことわざを覚えると共に単語を増やす努力をしたり、長文読解もポイントをつかんで行えるよう教えて頂きました。
 仕事をしているので、平日は通勤時間や出張時の移動時間などの空き時間を利用して勉強しました。

1日のノルマを決め、終わらない時は家に帰ってからも勉強しました。休日もノルマをこなしたり、韓国ドラマを見たりして楽しみながら学習しています。

3.今後の目標は何ですか?

 韓国語能力試験の5,6級に合格することがこれからの目標です。

藤原弘之さん「ハングル検定」1級合格、「韓国語能力試験」6級合格!

 

1.受験のきっかけは何ですか?

200310月中旬、『韓国語教育能力認証試験』という資格試験の存在を偶然知りました。過去2回は韓国のみでの実施でしたが、今回は韓国と日本で同時開催となり、同一の試験問題が11月に実施されました。以前より、新しい角度から韓国語を学んでみたかったため、筆記試験の科目(韓国語学及び韓国語教育学)が新鮮に感じられて、まさに渡りに舟とばかりに申し込みました。

2.対策として、特に何を集中して行いましたか?

筆記試験対策は、ハングル正書法の復習を中心に行いました。試験の問題数が1科目あたり60問と多く、 特に教育学は難しくて時間が足りませんでしたが、何とか合格点が取れました。面接対策としては、張先生のレッスンを受けて数種類の想定問答を考えておきました。
 この成果により、本番では余裕を持って臨み、4名の面接官の方々にアイコンタクトやジェスチャーも交えて、論理性のある受け答えが出来ました。ここという場面で自分の実力を発揮できたということは、大きな自信になりました。

また、韓国語に対する自分自身の取り組みの過程を振り返り、どのような韓国語教育を目指したいかといった点についても考えるいい機会だったと思います。

3.今後の目標は何ですか?

韓国語を学び始めた頃の、ハングルがとても文字とは思えなかった段階を過ぎ、辞書を片手にどうにか韓国の新聞が読め、一日の出来事をハングルで書き表せるようになった時の嬉しさ。自分の話す韓国語が現地で通じた時の感激。韓国語に触れる中で味わったこれらの経験、そして韓国文化という異文化を知った楽しさが、今まで学習を継続することが出来た一番の原動力となりました。
今、もう一度基本に立ち返る意味で、韓国のTVドラマ『冬のソナタ』のシナリオ対話集などを利用し、日々発音練習をしています。今後とも韓国への関心を忘れず、気長に、楽しみながら韓国語を学んでいきたいと考えています。 

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