【ベトナム語講師】タオ先生インタビュー!文法を大切に教える

【ベトナム語講師】タオ先生インタビュー!文法を大切に教える

ベトナム・ホーチミン出身のタオ先生に先生のホーチミンのおすすめスポットやベトナム語を教える際に力を入れているポイントをお伺いしました。ベトナム文化やベトナム語に興味のある方はぜひご覧くださいませ。

―先生のご出身はベトナムのどちらでしょうか?

ベトナムのホーチミンのほうなんですが、ホーチミンから少し離れた地方出身です。



 

―ホーチミンなんですね!ホーチミン周辺で先生がおすすめするスポットはありますか?


ホーチミンから車で30分ぐらいのところにブンタウという海がありまして、とても綺麗な海なのでぜひみなさんに訪れてほしいです。船でもいけますよ。また、私の出身地はホーチミンから飛行機で40分ぐらい行った、本当に田舎のほうになるのですが、私の町もおススメです。ダラットという町なんですが、山間部に位置するので、緑に溢れてとても綺麗な景色ばかりですし、フランス統治時代の建物がたくさん残っていて、フランス建築を楽しむこともできます。ハノイやホーチミンにはない魅力があり、実は観光客にも人気が高い町なんですよ。またダラットにはベトナム国内に数十ある少数民族の一つが在住していますので、その方たちとの交流することもできます。


 

―観光に食事はつきもの!おすすめの食べ物はありますか?


ホーチミンはなんでも美味しいす!中でもバインセオという料理がおいしいです。イメージは日本のお好み焼きをもっと大きくしたようなものです。豚肉やシーフードなど具材も様々なんですが、最後にベトナムの調味料で欠かせない、ニュクマム(ベトナムの魚醤)を付けて食べると非常に美味しいです。バインセオは特にベトナム南部でよく食べられれる食べ物なので、ホーチミンにいらっしゃった時はぜひお試しください。

 

―ではここからは先生についての質問です。先生が教える際に指針にしていることはありますか?


私自身、日本語を学習した経験がありますので、その時の経験を活かして、みなさんにしっかりベトナム語を使ってもらえるようになるようお教えしています。

 

―確かにすごい日本語が流暢でいらっしゃいますよね!先生は日本語をどこで勉強されたんですか?

 

ベトナムの大学で専攻していました。大学で勉強した最初のうちは文法だけ必死で勉強したんですが、文法を理解しても、結局使おうと思ったらまったく言葉にならななくて、すごいショックを受けた思い出があります。

でもよかったのが、大学4年生の時にベトナムで日本人の友達ができて、その日本人の友達と毎日日本語を使って話すようになって、そこから実際に日本語を使って会話ができるようになりました。それでやっと口が柔らかくなって、日本語が出てくるようになったと思います。

私自身こうやって日本語を学ぶことに苦労した経験がありますので、その時々の経験を活かして生徒さんには効率よくベトナム語を学んでもらえるようにいつも創意工夫をしています。

 

―ベトナム語講師になろうと思ったきっかけは?


大学を出て最初は地元で通訳の仕事に就いたのですが、通訳をしていた時に自分の日本語力がまだまだだなと思ったのと、自分には教える仕事のほうが向いているのではないかと思い、通訳の仕事をやめ、ホーチミンでベトナム人に日本語を教える先生になりました。そこで生徒たちに日本語を教えながら、自分でももう一度日本語の文法をしっかり勉強しなおして、やっと本当に日本語の実力も伴ってきました。でもそうやって教えているうちに、さらに日本のことを深く知りたくなり、また教育についてももっと深く勉強したくなって日本への来ることを決めました。その後ご縁があり、アイザックでベトナム語を教えさせていただいております。

 

―ベトナム語を全く知らない方に、ベトナム語の魅力をPRするとしたら?


ベトナムは6声調があり、まずそこが難しいと思われている方が多いと思うのですが、逆にそここそがベトナム語最大のアイデンティティでもっと楽しんでいただければと思います。6声調ということで、本当に音階のようになっており、ベトナム語は音楽のように聞こえると言われています。

あと文法のルールがあまり厳しくない言語ですので、ベトナム語で伝えたいという気持ちを大事にあまり固くならずに学んでいただける言語ではないかと思います。

 

―ここが私のアピールポイント!語学を教える時に大事にしていることは?


外国語の勉強をする時の最終目標ってやはり「話せるようになる!」ことに尽きると思います。そのためには文法と単語をしっかり覚えないと正しく話すことができません。私自身、話せるようになるまで時間がかかりましたが、文法をしっかり勉強したことも必要だったし、また日本人と会話の練習できたことも大きかったので、正しい文法をしっかり覚えてもらいながら話せるようになるような授業づくりを心掛けています。

―ベトナム語の学習者がよくつまずくポイントとその対策はありますか?

日本人の方がよくベトナム語を難しいと思われる点は大きく2つあると思います。まずは先ほどもお話しました6声調もあるということ。これに関してはゆっくり練習すれば絶対にできるようになるので安心してください。私の授業ではよく生徒さんが「先生、こんなの絶対発音できませんよ~」と言われるのですが、最初からベトナム語のネイティブでのスピードで発音するのは難しいと思うので、まずは音の出し方に集中してもらって、ゆっくり発音してもらい、慣れてきたらだんだんナチュラルスピードに近づけていってもらっています。

また文法面としては名詞、動詞、形容詞の語順が混乱される方が多いようです。英語のような並びになる時もあるし、英語にも日本語にもない語順になる時もあって、そこがベトナム語が自由な言語であると思うところなんですが、難しいと思わずにこのベトナム語の自由さを楽しんでほしいのと、みなさんにそう思っていただけるようにしっかり指導させていただいています。

 

―先生にとってアイザックはどんなスクールですか?


働いているスタッフの方、通われている生徒さんともにみんないい人ばかりですごくいいスクールだと思います。30か国語もあるので、その日のレッスンスケジュールが張られているボードを見ると、あっこの言語私も勉強したいなとか、私も講師ですが私自身生徒になりたいぐらいです。みなさんのモチベーションをあげてくれる場所だと思います。

 

―これからベトナム語の受講を検討されている方へメッセージをお願いします!


ベトナム語を勉強すれば、言語だけでなくその背景の文化も勉強することになります。ベトナム語を勉強しようと自分から興味を持ってくれた方は少なからずベトナム自体にも興味を持ってくれている方かなと思いますので、ぜひ言語からベトナムのことを知ってもらえればと思います。

また仕事で必要に迫られて、ベトナム語を始める方も多いかと思うのですが、そういった方にもベトナム自体を好きになってもらってからベトナムに関わるお仕事をしてもらえるとうれしいので、言語を教えながら、文化もお伝えしています。

インタビュー内でもお話しましたが、ベトナム語は非常に自由な言語です!難しそうと身構えずに、ぜひ気軽に自由な気持ちで勉強を始めていただければと思います。

 

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