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アイザックでの帰国子女入試、AO受験対策の合格体験記

アイザックでの帰国子女入試、AO受験対策の合格体験記
 海外の学校で学び、日本の大学受験を希望する学生を選考するための入学試験である「帰国子女入試」。各大学によって様々な選考方法があるので、希望する大学の選考方法をよく調べて準備をする必要があります。
 海外生活が長ければ長いほど、日本の大学を受験することは難しいのではと不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、帰国子女入試の対策も行っているアイザックに通い、慶應義塾大学経済学部(PEARL)と商学部に合格した北島燿平君の合格体験記を通して、帰国子女入試対策に必要なことを紹介したいと思います。

グローバルな環境で育ち、自分の意思を持つ重要性に気付いた

英語が日本語よりも上達したインター校時代

 2001年に南麻布で生まれ、3歳の頃、父の仕事の都合でシンガポールへ引っ越すことになりました。幼稚園で現在も仲の良い友達と出会い、やがて小学生になり、インター校に入学しました。英語はもちろん、日本語でさえまともに話すことができなかった僕は、クラスに馴染めず、日本語で両親と会話することも困難でした。

 それでも、授業や常会話が全て英語の環境で過ごすにつれ、徐々に英語が上達し、学校外の日本語補習校で、漢字や文法も覚えていきました。様々な国の友達もでき、やがて日本語より英語を流暢に話せるようになりました。


 転換期が訪れたスイスの寮学校時代

 中学1年の時、人生の転換期が訪れました。幼稚園で出会った幼馴染の紹介で、”Institut Le Rosey” というスイスの寮学校に来ないかと誘われ、迷いもなく行くことを決意しました。この時の選択は正しかったんだと、今は思えます。

 翌年、中学2年の入学式をスイスで行いました。シンガポールとはだいぶ違い、自分の主張が非常に強い生徒たちが多くいました。英語は十分話せても、当時の自分はまだ人見知りで内気な性格だったので、知り合った日本人の友達以外の人と馴染むことができませんでした。

  しかし、自分の価値観や思想を強く主張する様々な国から来た生徒たちと、同じ部屋、同じ建物で過ごす内に、僕は「他人に流されず、自分の意思を持つ」ことの重要性に気付くことができました。そのおかげで、人見知りで内気な自分から脱却し、学校に貢献するという自分の強い意志を持ち始めました。ルーマニアで貧しい人たちのために家を作るボランティアをしたり、学校のプレゼン・プログラムであるTED LLCで日本の千羽鶴についての講演などをしたりして、自分に自信を持てるようになりました。


日本の大学受験を決めた動機

 

 将来の日本において、自分が体験したインター校での環境が普通になってほしいと思うようになりました。グローバル化が進むにつれ、僕は起業でそれを叶えたいと考えるようになり、アメリカではなく日本の大学に進学したいと考えました。

 僕はすでに合格していたアメリカの大学を辞退し、父の提案で慶應義塾大学の商学部の帰国子女入試と、PEARLという全カリキュラムが英語で行われるプログラムの経済学部のAO受験に臨むことを決めました。

(PEARLプログラムは、1学年100名という少人数でグローバル・リーダーを育てることを目指しており、パリ政治学院などの提携校でのダブル・ディグリー制度や、5年で学士号と修士号を取得する機会などがあります)


担当講師とマンツーマンで行った帰国子女入試、AO受験対策

社会問題を徹底的に勉強した小論文対策

 最初の受験は9月上旬の商学部の帰国子女入試でした。小論文と面接の対策をできる塾を探す中、アイザックと出会いました。担当の益森先生と一緒に過去問を練習し、経済や国際関連の新聞記事を毎日読むようにしました。失敗するかもしれないというプレッシャーを抱えながらも、少子高齢化やグローバル化に関する日本の社会問題を徹底的に勉強しました。

 試験当日、「自分はできるだけ準備したから、失敗したら仕方ない」と頭で何度も繰り返し、勝負に出ました。

 小論文は「自分が会社の面接官だとして、雇用したいと思う人材の特徴を3つ述べなさい」というような設問でした。この回答に、自分がスイスの寮学校で過ごした時に得た3つの能力を記しました。「言語力」、「議論力」、「他人との関わりを恐れない勇気」の3つに関する特徴を、小論文対策で行ってきたことを踏まえながら記入し、小論文試験の時間を終えました。


自信を持って自分の考えを主張することを意識した面接対策

 面接対策の際、台本や聞かれるであろう質問に対して準備をするのではなく、できるだけ自信を持って自分の考えを主張することだけを考えて準備をしてきました。面接本番の時、面接官を圧倒するように、熱心に自分がスイスで得たもの、そしてその体験をどうやって将来に生かすかについて語りました。

 小論文と面接の試験を終え、できるだけのことは全部したと思い、後悔は全くありませんでした。3日後、合格通知を見て深く安心したのを覚えています。


PEARLに入りたい一心で、志望理由書のエッセイに尽力

 高校のインターナショナル・バカレア・プログラムで経済が特に好きで、日本の大学で英語の経済学部に入るのが理想だと思っていました。そのため、本当の勝負はPEARL入試の方だと考えていました。

 PEARL入試は、英語力を示すためのスコアを提出することと、英語のエッセイ形式で「自己紹介文」、「志望理由書」を作成し、「添付資料」を通して今までの努力や活動をまとめて提出します。

  This document should explain why you are applying to the PEARL program, in relation to your academic and future goals. (勉強と将来の目的を基に、なぜPEARLに入学したいかを述べなさい)という、志望理由書には、僕の夢、大学で何を成し遂げたいか、福沢諭吉先生の理念への関心、経済学への関心、将来の日本の姿など、自分に自信を持ち、考えていることをそのまま書き記したものとなりました。


 PEARLに入りたい一心で、何度も事細かく読み直し、アイザックで担当をしてくださった益森先生の他に、高校の友達などに見せ、厳しい感想を聴きながら書き直し続けました。常に、どのように書けば試験官の心に響かせるような物を書けるか考え、書くように心がけていました。

  5回書き直しをして、ようやく自信を持てるエッセイに仕上がり、大学に送信しました。2月のある朝、パソコンでの結果発表を恐る恐る確認し、赤い文字でCongratulationsと書いてあった時は歓喜の大声を出し、両親へ報告しました。


アイザックでの帰国子女入試、AO受験対策の感想

 益森先生のご指導がなかったら、僕はこの結果を出せたとは到底思えません。経済、国際、歴史などの知識が豊富で、わかりやすく説明してくれる益森先生との授業はとても楽しく思えました。小論文の対策はもちろん、他に自分が一体誰で何をしたいのか、という大事なことを先生と一緒に話し合うことができ、自分を再確認することができました。大学の入試では、勉強の点数はもちろん、「自分」の思想やビジョンについて胸を張りながら話せることが一番重要なのだと、僕は思います。


益森講師からの一言

 

 シンガポール、スイスからの帰国生である燿平君は英語に自信がありましたが、海外生活が長かったため、日本語表現や小論文、面接に自信がない状態でした。インターナショナル・バカロレア・プログラムでの成績や豊富な経験など、いい材料を持っていた分、それを自由自在に日本語で表現し、アピールする必要がありました。

 過去問を題材にどんどん小論文を書いてもらい、添削・書き直しを重ねるとともに、その背景知識として少子高齢化、労働力問題、自由貿易協定(FTA)やTPPなど経済連携協定をかみくだいて説明し、議論を続けていきました。

 さらに志望理由書の確認や面接練習などで、自分の経験のどこが差別化できる要素なのか、海外生活で得たものをこれからどのように活かそうと考えているか、などを徹底的に掘り下げていき、今後の大学生活や就職活動にもつながるように明確化していったことが、受験結果のみならず、本人の人間的成長や視野の拡大にもつながったと思います。

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東後勝明先生からの推薦文Message


 アイザックは、長年語学教育に携わった私から見て、本当に理想的なシステムになっていると確信します。その際立った特色は3点あります。

 第1に、会話の短期上達を目標に“十分な会話の量”を重要視し、確保していることです。そのためには、コミュニケーション重視の出来る限り少人数のクラス、あるいはマンツーマンレッスンを提供しています。

 第2は、カリキュラムについてですが一つの理念と方法に特化するのではなく、目的に応じて、その目的に最も相応しいものを適宜選び取り進めているころです。

 第3に多言語への広がりを重視し、今や「英語は当たり前」もう一つは「現地語」の時代です。英語に限らず様々な言語について資格試験を行っていますが、アイザックではTOEIC(R)、TOEFL(R)対策など、カンパニーレッスンはもとより、受験、就職向けにレベルに合った対策を行っています。

 そして、三つ目の特色は、たぐいまれに見る優れた講師陣です。私が講師研修などでお会いした講師の皆さんは日本語も堪能で、豊かな人間性と教養の持ち主で、教えることを自分の大切なミッションと考えている人ばかりでした。

 その様な訳でアイザックは時代の要請にあった素晴らしい本格的な総合語学教育機関です。

東後勝明先生
アイザック語学教育特別顧問
東後勝明

兵庫県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、同大学専攻科修了。ロンドン大学大学院教育研究科修士課程修了、博士課程修了。英語音声学、英語教育学専攻。早稲田大学教授、2008年定年退職、名誉教授。1972年~1985年9月、NHKラジオ「英語会話」の講師。英語学・英語教育に関する著書30冊以上。

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