出張、赴任前でも安心!フレンドリーな講師と楽しくベトナム語を習得できるプライベートレッスン

出張、赴任前でも安心!フレンドリーな講師と楽しくベトナム語を習得できるプライベートレッスン

 ベトナムへの出張、赴任が決まり、出発まであと数か月しかない…でもベトナム語って独学では難しそう!そう思っている方、アイザックでベトナム語を学んでみませんか?

アイザックには、日本語が堪能で経験豊富な講師が多く、生徒さんに一人ひとりに合わせた熱心な指導であなたの語学習得をサポートします。マンツーマンのレッスンでは講師と生徒さんの相性も大切です。ベトナム語講師へのインタビューを通して、講師の人柄やレッスン風景をご紹介したいと思います。


アイザック名古屋校 ベトナム語講師タオ先生

  

2015年3月に来日して以降、アイザック名古屋校で勤務されているベトナム人のタオ先生。小さいころから日本のマンガとアニメが大好きで、日本語は大学時代から10年以上勉強されていました。ベトナムでも日本に働きに行く実習生や、エンジニアの方を対象に日本語講師を約2年経験されているベテラン講師です。

生徒さんの目的やレベルに合わせ、的確で分かりやすく熱心な指導で、確実なベトナム語習得ができると、タオ先生のレッスンは評判です。レッスンごとに生徒さんとフリートークで近況を話し合うなど、生徒さんへの思いやりにも溢れています。生徒さんからも慕われている、笑顔でフレンドリーなタオ先生にインタビューを行いました。 


ベトナム語を「自由」に感じるためには、基礎の文法が大切!

       

ベトナム語は、日本人にとって文字や発音に馴染みがなく、簡単に習得できないかと思われますが、特に難しいのはどんなところでしょうか?

 

A.

 発音と文法が難しいと感じる生徒さんが多いですね。ベトナムの文法は英語の語順と同じで、日本語の文法とは逆です。最初は、日本語で考えてからベトナム語で話そうとするので難しく感じられると思います。レッスンをしていく内に、ベトナム語の文法にも慣れてくるので、日本語で考えなくてもベトナム語の文法のまま話せるようになっていきます。

 文法に慣れた後は、単語を並べて話すようにします。日本語と逆の語順で並べるだけなのですが、発音と語順を反対にすることに慣れていない初級の段階では、難しく感じられると思います。ですが、ベトナム語は「自由」なんです。初級の難しさを乗り越え、中級の段階に入ると、だんだんベトナム語の自由さを感じられるようになります。自由を感じるようになるためにも、生徒さん方には、基礎の文法はしっかり覚えてくださいと強調しています。

 ベトナム語の発音は29文字で、12母音あります。発音の声調は全部で6つです。29文字と6声調を組み合わせて一つの音が出ます。子音と母音をどう組み合わせれば良いのか、組み合わせの表を覚えて習得していきます。最初は全部の組み合わせを覚えなくても大丈夫です。発音の練習をしてある程度ルールを覚えていき、文法のレッスンに入ったら、日本語のフリガナをふらないで読むようにしています。発音を忘れたら、またルールを確認してフリガナなしで発音できるよう練習していきます。

 私が受け持った50代の生徒さんは、最初はベトナム語を「怖い、難しい」とおっしゃっていましたが、レッスンを2回受けた後、「どういうものかわかりました」とベトナム語を理解してもらえました。最初は難しいと思われがちですが、2回レッスンを受けるとこれまで不透明だったベトナム語がどういうものか分かるようになります。だんだんと次のステップに進めるので、ベトナム語のハードルが高い、難しいと、不安に思わなくても大丈夫です。

 

 フリートークで文法、単語の復習をしながらコミュニケーションをとる!

タオ先生のプライベートレッスンの特徴は何でしょうか?

 

 私のレッスンでは、文法を勉強したくない方でも基本的に文法を覚えてもらうようにしています。ベトナム語の基礎においてとても大切な部分なので、どの生徒さんでもそれは意識して伝えています。

 また、宿題は、私が用意した単語を出すよりも、生徒さんがすぐに言いたいこと、しゃべれるようになりたい内容の単語を覚えてきてくださいと言っています。そして、授業の初めにベトナム語でフリートークをする時間を設けています。昨日誰とどこでビールを飲みましたなど、生徒さんの生活に関する話をしながら、コミュニケーションを楽しくとる時間にもなっています。このように、前回の復習をして、フリートークをして、文法の勉強をして、宿題で単語を覚えてくるという内容のレッスンを行っています。

 

生徒さんの仕事に合わせた短期コースのレッスン

 

Q.

出張・赴任のためにベトナム語を学ぶ方は短期間で通われると思いますが、短期コースでは何を教えていますか。

 

A.

短期集中の赴任前のコースで一番短いのは1回の授業が1.5時間×10回です。最初は発音のルールを勉強して、録音してもらって後で復習してもらうようにしています。名詞の勉強をすると、まず自己紹介ができるようになります。「私は~です、日本人です、仕事は~です、何歳です、よろしく」などが言えるようになります。

そして形容詞の基礎の文法ができるようになると、「この料理おいしい」など自分の希望が言えるようになります。動詞の文法を学ぶと、「どこで、何時に、何時から何時まで、手段は何で」などを正しく伝えられるようになります。話せる内容が増えていくのですが、生徒さん方はここが一番大変だと感じているようです。

それから、基礎の名詞、形容詞の文法と併せて「~と思います、私は~をできます、できない」など、自分の考えを主張することができるようになります。このように、10回分のレッスンをすると、自己紹介、打ち合わせ、スケジュール確認、自分の希望を言えるようになります。

また、覚える単語の内容は、私から出す単語は少なく、生徒さんの仕事の専門用語や、生徒さんが知りたい単語を主に覚えてもらっています。覚えた単語を使って、会話や文法の練習を行いようにしてします。

 

初対面で個人情報を交換するフレンドリーな国民性

Q.

ベトナム人の国民性について教えてください。

 

ベトナム人は日本人に比べるととてもフレンドリーな人が多いですね。ベトナム社会は親しい関係を築くことが多いので、初めて会っても飲みに行こうと誘われたり、最初から友達になりたいと思ったら年齢や住所を聞いたり、電話番号を交換したりします。日本人は初対面で、ライン交換や電話番号を聞いたりはしませんよね。でもベトナムの人はそういう感覚ではないので、初対面でもすぐフレンドリーに聞いてしまいますね。

例えば、赴任してベトナムの会社に行って、仕事終わったら食べに行く?とすぐ誘います。フレンドリーな社会ですが、実際の年齢が分からないと会話が進みません。日本語だと、年齢に関係なく「さん」を付けますが、ベトナム語の「さん」は、人によって、男性、女性、また年齢によっても敬称が違います。年上なのか年下なのか分からないと会話が進まないので、会ってすぐに年齢を聞きます。自分より年上だったら「お兄さん」、「お姉さん」と呼びます。


時間の伝え方、一人称、敬語のマナーを覚えて赴任するべし! 

       

Q.

ベトナムの会社に赴任した際、特に気を付けるべきマナーはありますか?

 

A.

 ひとつは時間の伝え方です。空港やバス停では24時間の表示が出ますが、日常会話ではAM、PMを付けて話す場合が多いです。待ち合わせの時間が「14時です」と言っても分かりますが、慣れていないので一瞬「?」となってしまいます。AMとPMだけでなく、もう少し詳しく朝、昼、夕方、夜、深夜、と時間をつけて12時間の言い方で時間を伝えるといいと思います。

他には、一人称に気を付けることも大切です。外国人がベトナム語を学んですぐに使う「私」という一人称は距離感があるように感じられます。職場で距離感を保ちたかったらそれを使っても良いのですが、友達になったらベトナム社会では「私」という言葉はあまり使いません。相手と自分との関係の中で、妹だったら妹に対するような感じで話します。

会社のマナーですと、会社ではあまり「様」は使わず、目上の人であれば「お兄さん」、「お姉さん」と呼びます。ベトナム語にも敬語があり、目上の人には敬語を使うマナーがあります。ベトナム語の敬語は、日本語のように「来ます→いらっしゃいます」と変化するものではありません。文章の頭や語尾に、敬語にあたる言葉をつけて話します。敬語の言葉を省略すると、親しい話し方になります。

 

 基礎文法、単語を身に着けて、語彙力を上げればマスターできる!

Q.

最後に、アイザックでベトナム語をマスターしたいという方にメッセージをお願いします。

 

A.

 1つめは、発音は難しくないということです。ベトナム語の発音は難しいと思われがちですが、音楽みたいに楽しいので、2回ほどレッスンをすればさほど難しいと感じなくなるので、発音の心配をしなくても大丈夫です!

2つめは、ベトナム語の基礎文法を身に着けること。日本語と語順が逆なのでフレーズだけ覚えてもマスターできません。ベトナム語の基礎の文法を理解して覚えてください!

3つめは、単語をたくさん覚え語彙を増やすこと。興味のある分野からでもいいので、いろいろな単語を知って語彙力を上げていけば、たくさん話せるようになります。言語を好きになって、毎日練習したらマスターできるので、ぜひ一緒にベトナム語を身に付けましょう!

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