インドネシア語人気スクールの講師にインタビュー!ジャカルタ出身のヴィヴィ先生
インドネシア語担当の人気講師ヴィヴィ先生に出身地やインドネシア語のレッスンについてのお話をお伺いしました。先生は生徒さん一人ひとりに合わせたレッスンを作ることをモットーに日々スクールで生徒さんをお迎えしているそうです。
インドネシア語人気講師ヴィヴィ先生へインタビュー
―出身地と出身地の魅力をお願いできますか。
私はジャカルタの出身です。
ジャカルタといえば美味しいご飯と楽しくショッピングできるスポットが多いところがPRポイントだと思います。
―レストランが多いんですね。どんな料理がありますか?
世界各国の様々な料理のレストランがありますよ。バラエティが豊富なところが魅力。インドネシア人も日本人のように週末家族で外食っていうのもよくありますので、私の家族も本当にいろいろなところに行きます。
最近では日本食も人気です。寿司はもちろん人気ですが、日本の外食チェーンが次々に参入してきていて、ココイチカレーや牛角、丸亀うどんの店舗があります。私の家族はこの前牛角に行ったみたいです。
―そうなんですね!インドネシア料理のお店もあるんですか。
はい、ありますよ。インドネシア料理といっても、インドネシアって各地域や島によって全然味付けが違うんですが、ジャカルタではそれぞれの地域の味を提供しているレストランが揃っているので、わざわざその土地に行かなくても、手軽に他の地方の味を楽しむことができます。
私のおススメはスマトラ島のパダン料理です。パダン料理のお店はお店の外側からガラスのショーケースに何皿も積み重なって料理が並べられていることが多いので、見ればすぐにこのお店だとわかると思います。
席に着くと、この何皿もの料理がテーブルに勝手に配膳されます。お客さんはこの中から自分の好きな料理にだけ手を付け、一度手を付けたお皿は料金を払うというシステムです。手を付けなかったお皿は料金に含まれません。スマトラ島地方の料理は辛い料理が多く、とてもご飯が進むものばかりですよ。
―へえすごい面白いシステムなんですね。知らないと他のお皿も食べちゃいそうです…。スマトラ島は辛いとのことでしたが、辛くない味付けの地方もあるんですか?
ジャワ地方の食べ物は甘口な食べ物が多いです。インドネシアは地方によって味付けが180度違ってくるので、好き嫌いない方はいろんな地方の料理をジャカルタでチャレンジしてほしいです。
またもちろんジャカルタだけでも味の体験ができるのですが、実際にその土地の文化も体験しながらというのであれば、それぞれの土地に行ってみるのもいいと思います。
今ご紹介したジャワ島のジョグジャカルタではLesehanというスタイルのお店が有名です。これは日本の屋台みたいなお店なんですが、イスではなく地べたにござが敷かれていてそのうえで食事するという、日本でいうならお花見をしているようなスタイルです。地元の人もよく行っていますので、インドネシア人とも交流できるかもしれませんよ。
―食べ物の話題は尽きませんがここでインドネシア語について聞きたいと思います。インドネシア語講師になろうと思ったきっかけは?
私は元々オーストラリアに5年間留学していたので、英語は得意なほうなんです。それもあって日本に来て初めて仕事を探していたころ、英語の先生をやらないかと声をかけてくださった方がいてそれからずっと英語の先生をしていました。
でもある時、インドネシア語の先生ができるスクールがあることを知って、自分の母語であるインドネシア語を教えるのも楽しそうだなと思って申し込んだのがアイザックでした。
今ではインドネシア語を教えることにも非常にやりがいを感じています。
一人でも多くの日本の方にインドネシア語をお伝えしたいです。
―インドネシア語を全く知らない方に、インドネシア語の魅力をPRするとしたら?
インドネシア語の魅力は何よりシンプルなこと。だから勉強していて、自分が話せるようになっているなという実感が湧きやすく、結構最初のほうから学ぶことに楽しみを感じられるのではないかと思います。文法が単純なので、とにかく単語をいくつも覚えさえすれば、すぐに片言で意志疎通できるようになります。極論、単語をいくつも並べただけでもある程度は通じる言語なんです。
あと日本人の方にとっては日本語と似た発音なので、発音しやすいというところも挙げられます。逆に私たちインドネシア人にとっても日本語の発音はそこまで苦労しません。そのあたりで早い段階から勉強の成果を感じられるところがインドネシア語のよいところです。
―先生が語学を教える時に大事にしていることは?
学習速度や勉強の仕方などすべて生徒さんによって変えています。一応、教科書で教えているんですが、教科書通りの並びに教えることはほとんどなくて、数字が得意そうな生徒さんにはまず数字がある課から始めたり、その生徒さんが覚えやすかったり興味がありそうなところを中心にレッスンカリキュラムを考えています。
―インドネシア語の学習者がよくつまずくポイントはありますか。その対処法は?
さっきお話しましたようにインドネシア語は基本的にはシンプル構造なのですが、後半に非常にややこしくなるポイントがあります。それは動詞の接頭辞や接尾辞です。これは本当に苦手な学習者さんが多くて、とにかくパターンを繰り返し覚えていくしかないので、地道だと思います。
ただインドネシア語は本当にゆるい言語でして、接頭辞や接尾辞が完璧でないとまったく通じないという言語ではないです。文法にとらわれて進めなくなってしまうとだんだん話す楽しみさえなくなってしまうと思うので、最初はあまり凝り固まりすぎず会話を楽しむようにしてください。
その場で解説くださいました。いつも指導熱心なヴィヴィ先生さすがです。
―受け持った生徒さんで印象に残っている方はいますか?
一人いますね。その方は他の方との学習スピードがあきらかに違って早かったんです。その理由もはっきりしていて、とにかく自宅学習を非常にきっちりやってこられる方でした。
なので、レッスンを受ける時にはその日の学習範囲を十分に理解できている状態で、スムーズに会話の練習をでき、本当に効率のいいレッスンができたと思います。
今までここまで自宅学習をされる方は見たことがなかったので、驚きましたが、この方の学習の速さから改めて語学学習には自宅学習も非常に重要であると確信しました。
みなさんお忙しいとは思いますが、早く上達されたいのであれば、ぜひ自宅学習にもしっかり取り組んでくださいね(笑)
―先生から見てアイザックはどんなスクールだと思いますか?
すごくリラックスできる雰囲気で、生徒さんとも楽しくお話ししながらレッスンを進められるスクールだと思います。またマンツーマンであるので、生徒さんの興味のある範囲や必要としている内容をトピックに取り上げ、一人一人に合わせたレッスンができることも私の教育のポリシーとあっていて、教えやすいです。
―これからインドネシア語の受講を検討されている方へメッセージをお願いします。
インドネシア語はシンプルで楽しい言語です。軽い気持ちで始めてもらって大丈夫ですので、ぜひスクールへお越しください。そしてインドネシア語を楽しんでください。
あとインドネシアは本当に料理が美味しいので、インドネシアにも来てほしいと思います!