今月18日よりラマダーン(断食月)が始まりました。
日本ではあまりなじみのないラマダーンですが、どんな感じで行われているのか
シリア出身のラシャ先生に教えていただきました
イスラム教徒はイスラム暦でラマダーンという月の時に夜明けから日没まで
一切の食事をしません。
飲食の他にも喫煙など様々な行為が禁止されているそうです。
約1カ月の断食と聞くと大変な苦行なのではと思うのですが、
実はイスラム教徒の方にとってそのようなことはないようです。
仕事の時間も通常より早く終わり、家を電飾で飾って楽しむという習慣もあります。
太陽の出ている時間は食事だけでなく、飲み物も飲めませんが、
日没後食事を取ることができます
ラシャ先生のお話だと、断食は我慢を教えてくれて、世界中の飢餓で苦しんでいる人々の
ことを想い、助けるための行動をするのだそうです。
日中飲まず食わずの生活ですから、やっといただける食事は
いつもに増してありがたみを感じられそうですね
食べられること、飲めること、決して当たり前の行為ではないのに
ついそのありがたみを忘れて生活をしてしまいがちです。
ラマダーンの時期にはその感謝の気持ちを思い出す大切な時期なのですね。
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