第9回目は密かな人気のアジア言語ミャンマー語(ビルマ語とも呼ばれます)です。ミャンマーはベトナムやタイに次ぐ経済市場としてぐんぐんと注目度が上がっており、以前は趣味で始める方が多かったのですが、最近では他のアジア言語と同様ビジネスで始められる方も増えています。

ミャンマー語

言語系統:シナ・チベット語族チベット・ミャンマー語派に属しています。ビルマに住むモン族が使っていた文字がビルマ語を使われるようになり、古ビルマ語、中ビルマ語を経て現代ミャンマー語に至ったとされます。

文字:ビルマ文字と呼ばれる独自の文字を使用します。基本字母は子音をあらわす33文字です。

話されている国:ミャンマー、タイ、ラオス、バングラディッシュ etc...

その他:ミャンマー語も今までにご紹介してきたアジア言語のように声調言語です。ただ数は少なめで下降調、低平調、高平調の3つです。また日本語と同じ膠着語に類され、語順などは日本語に近いものがあります。動詞の語形変化がないことも学習者にとってはありがたい言語です。声調はやはりネイティブの発音もしっかり聞いて覚える必要がありますが、文法的には比較的にやさしい言語といえるでしょう。

【簡単に使える表現】

(ビルマ文字表記ができなかったためカタカナのみで表記させていただいています。)

・ミンガラーバー  こんにちは/おはようございます/こんばんは 

※ミャンマー語には元々挨拶がないらしく、現地人同士でこの挨拶をするこはほぼないようです。元気?ごはん食べた?といった表現が挨拶代りになっているそうです。

・チェーズー ティンバーデー ありがとうございます

・ガドォバーイェ すみません 

・トワードォメー さようなら 

・ヤァバーデー いいですよ。

ミャンマーは世界三大仏教遺跡のパガン遺跡をはじめとする、遺跡群があり、観光地としても注目を集めています。民主化後急速に成長を続け、どんどん開かれた国となってきたミャンマー。ぜひこの機会にミャンマー語を学習の上、訪れてみませんか。

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