第15回目は日本のお隣の国、韓国の言語である韓国語です。韓国ドラマや韓流スターは今やお馴染で、そこから韓国語も学習し始めたという方も多いのではないでしょうか。訪日する韓国人の観光客も増えつつある今、改めて韓国語を勉強してみましょう。

韓国語

言語系統：朝鮮語族に属しています。日本語と同じように一般的に朝鮮語族は孤立した言語と考えられています。日本語との関連性を指摘する説もありますが、詳しいところはわからないのが現状です。

文字：ハングルと呼ばれる独自の表音文字を使用します。

話されている国：大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国（朝鮮語と呼びます）

その他：日本語との類似性はいろいろと指摘されていますが、音韻的にも文法的にも同じ語族であったと確証が持てるほどの類似性には乏しいようです。特に音韻の面では日本語は母音・子音の組み合わせと基本としていますが、韓国語は子音・母音・子音が基本となっています。また破裂音など日本人には聞き分けがしにくい音も存在します。

【簡単に使える表現】

・안녕하세요?　アンニョハセヨ　こんにちは

・감사합니다.　カムサハムニダ　ありがとうございます

・미안합니다.　ミアナムニダ　すみません

・축하합니다.　チュッカハムニダ　おめでとうございます

・또만나자. トマンナジャ　また会おうね

日本語と韓国語が同じ言語族から派生しているのかという議論の決着はついていませんが、日本語と韓国語には似た発音をする単語が存在し、その部分での覚えやすさはあるようです。また文法も違う点はあるものの、同じ膠着語同士、共通点がありヨーロッパ言語などよりも学習のしやすさがあるので、短期間でも飛躍的に語学力を伸ばせます。

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