長い冬の出口がやっと見えそうなこの時期にイースター休暇がやってきます。

日程は3月中だったり4月に入ってからだったりその年で変わります。日照時間の短い冬に慣れているデンマーク人にとっても、春の訪れはとても楽しいものです。

そんな時に親しい人に自分の名前をあえて書かず「差出人不明」の手紙を書くという古い習慣があります。残っている文献によれば1600年代からの「お遊び」だそうです。

 

その名gækkebrev(ゲッケビレウ) 意味は相手をからかう手紙、イースター前に送るお遊びの手紙です。

Gæk, Gæk, Gæk(笑って、笑って、笑って)

Mit navn det står med prikker(私の名前が点々で書かれていますよ。)

Pas på det ikke stikker (点々に指先を刺されたりしないでね)

            -----(最後に自分の名前の綴りの数だけ点々を書きます)

文章例としては、いろいろ例文がありますが、ここに書いてあるのが一般的に使われているもののようです。

誰からもらったか当てることができたら、チョコレートでできたイースターエッグをもらえます。逆に当てられなかったら差出人からイースターエッグを頂戴と言われてしまいます。こんなたわいないお遊びですが、Gækkebrevを書くために、凝った切り紙細工を忍ばせたり、きれいな便箋と封筒を選んで相手を想って手紙をだすという、デンマークの美しい慣習の1つです。

Gækkebrev Denmarkで検索すると英語で書かれたサイトもあります。ご興味のある方はご参照下さい。