大阪も秋らしいだいぶ涼しい気候となって参りましたね

秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋などいろいろな活動を楽しめる季節でございますが、本日は芸術の秋を楽しみたい方におすすめのスポットをご紹介したいと思います

デンマーク第2の都市オーフスにある『アロス・オーフス美術館』(ARoS Aarhus Kunstmuseum) という現代アートを取り扱う美術館で、2004年にオープンしつい先日10周年を迎えたばかりですが、今やデンマークの代表的な美術館の一つとなっています

この美術館の魅力は来場者が展示品に入ったりして楽しめるという参加型であることです

それではスタッフの印象に残っている作品をいくつかご紹介したいと思います。

1.視界0!?一面カラフルなもや(´・д・`)

ぱっと見ると一見何の写真かわからないかもしれませんが、よ~く目を凝らして見ると、奥に人影があるのがおわかりになりますか。実はこれはある大きな部屋1室が作品になっていまして、その部屋一面にスモーク(?)のようなものが立ち込めており、そのスモークをさらに照明によって色を付けているという一風変わった作品になっております。友だちと歩くと楽しい体験ができます♪ちなみにスモークは青以外にもいろんな色があります。

2.水のスクリーンで心落ち着く(´▽`*)

こちらはさっきのものほどインパクトが強い作品ではないですが、非常に細かい霧状の水でスクリーンを作りそこへ絶妙の角度で照明をあてて、暗い部屋の中で一筋の虹を作りだしている作品です。やっぱり人間、水があると不思議と落ち着くもので、この美術館の他の作品と比べると地味ですが、心休まる作品でした。

3.7色のオーフスの街が楽しめる!レインボー展望台☆

美術館の一番上の階にある展望台です。これがある意味ランドマーク的存在になっています。ご覧の通り、カラフルな窓をはめ込んだ円形の展望台になっていまして、外から見てももちろんきれいな展望台だなと思うのですが。この展望台の真価は中に入ってこそわかります………

そうなんです。なんとオーフスの街が窓のカラーによって色んな色で楽しめてしまうのです!またよく晴れた日にはこの色ガラスから射し込む光がそのまま中にいる人にまで投影され、たちまち紫人間や緑人間なんかができあがるのもこの作品の面白い点であります。

  

4.ARoS美術館、一番のオシメン現る(`・ω・´)

アロスに来たらこれを見なければ帰れない。アロスの代名詞的作品になっています。えっまさかの人の生足!?と思った皆様。いいえ、違うんです!

なんともいえない角度で撮ってみました。

さぁこれが全景です。奥の窓の外にいるのが本当の人間ですので、そのサイズおわかりいただけるでしょうか。Boyという作品でして、高さは4.5mもあります。これがなんともいえない表情で美術館のオープンスペースに鎮座しております。これ写真だけでは伝わりにくいのですが、実際に横に立つと本当に大きいです…。ですが何より感動するのはその彩色の細かさ。足をよくよく見ると、肌の微妙な影から、毛細血管の一本一本まで本当に生の人間のような色で描かれているのです。

以上。スタッフが気になりました4作品をお届けいたしましたが、いかがでしたでしょうかなかなか楽しそうな美術館でしょっマーク の画像世界の美術館にはまだまだみなさんが知らない作品がいっぱいあります。ぜひ海外に出かけた際には街の美術館巡りを楽しんでくださいね


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