人事と学生の悩みを解決するカギは、内定者英語教育にあった

人事と学生の悩みを解決するカギは、内定者英語教育にあった

人事と学生の悩みを解決するカギは、内定者英語教育にあった

社内の英語教育に関しては、多くの人事の方々は共通の悩みを抱えていると思います。社員の英語力が低すぎる、研修の効果がでない、社員のモチベーションが上がらない、などなど。実は、その悩みの解決策はいたってシンプル。それは、「内定者早期英語研修」です!

 

Ⅰ.人事が抱える悩み

1. 海外赴任前の教育が間に合わない

海外赴任のための研修では、高い語学力だけではなく、海外赴任後のポジションに必要なスキルや、異文化対応のノウハウを教えなくてはなりません。ただでさえ業務で忙しいなか語学研修をするのに、他のノウハウを教える時間的、精神的余裕はあるでしょうか?

 

ちなみに、海外赴任時に大企業が求めるTOEICのスコアは以下の通りです。

860点以上 富士通(出張)、三菱商事(海外留学)

800点以上 日本マクドナルド

730点以上 住友商事、丸紅、三井物産、三菱商事、NTTコミュニケーションズ

700点以上 伊藤忠商事、資生堂、シャープ、みずほ証券

650点以上 パナソニック

600点以上 キヤノン、大成建設

500点以上 日産自動車

 

2. 採用、昇格要件を満たしていない

「上場企業における英語活用実態調査」報告書によると、69.3%の企業が採用時にTOIECスコアを参考にしていると回答しています。そして68.6%の企業が国際部門の業務遂行にはTOEIC700点以上(会議の案内等の社内文書、通達を、読んで理解できる、自分の仕事に関連した日常業務のやりかたについての説明を理解できるレベル)を期待しています。英語能力は採用時に決定打ではないにしろ、入社する前までに一定のレベルは超えてほしい、というのが人事の本音なのではないでしょうか。

 

 

 

3. 入社後の研修の効果は長期的に待つ必要がある

語学研修の効果は長い目で見る必要があります。まるで自らが仏にでもなったかのように、研修と学習の成果は長期的なビジョンと忍耐心を持って待たなくてはいけません。しかし仏の顔も三度までというように、できるだけ早いうちに対策を打って結果を出したいところ。どうせ結果が出るのはが後ならば、早い段階でやってしまえばいい、ということです。そこで解決策となるのが、「内定者の英語研修」です。

 

Ⅱ.内定者研修が効果的な理由

1. 英語学習には時間がかかる

言語は、「勉強」というより「スポーツ」に近いです。流暢に話すためには実践と練習が欠かせませんし、運動しなければ体が鈍るように、言語も使わなければすぐ忘れてしまいます。内定者研修が効果的な理由は、①早いうちに、②比較的時間を多く費やして英語に取り組めるからです。言うまでもなく、一般的に社会人1年目は覚える業務知識が多く、社内での気疲れもあり、精神的な余裕がなくなります。おそらく社会人1年目のうちから、「仕事と勉強の両立」ができる人はとても少ないでしょう。「自宅に帰ったらぐったり…」という人が多いと思います。入社前から内定者が英語の「実践と練習」を取り組めば、その分英語の実力はぐんと上がるでしょう。

 

2. 内定者の7割超が内定者教育に熱意

ディスコの調査によると、内定者の73パーセントは入社までの間に必要な学習機会を与えられることに賛成しており、「入社後に必要なスキルを身に付けたい」と目標を掲げています。「2015年度 調査データで見る内定者フォロー」によると、多くの学生が語学力の向上を入社までにしたいと答えています。

 

「英会話のスキルアップと、新聞の購読による一般常識の獲得」

TOEICの点数を900点以上取得することと、日常会話以上の英会話ができるようになること。入社後、輸出入部で働くためには欠かせないスキルだと思うので。」

 

3. 入社後の学習習慣化を実現

 英語学習は、自らインプット、アウトプットする習慣をつくらなければ発展を望めません。英語学習でもっとも大切なことは、「継続」です。たった何カ月の努力で語学の実力は伸びにくいですし、最も、言葉は使わなければ使わないほどすぐ忘れてしまいます。「空腹な人には釣った魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えるべき」といいます。時間がある学生のうちから英語研修を行うことで、それ以降も英語学習を楽しく、生活の一部に取り組み、習慣化させることができるでしょう。世間にあふれるリソースを有効活用して、スキマ時間に英語を練磨する。その大切さを、是非入社前に身に付けてほしいものです。

 

4. 会社に対する忠誠心アップ

 内定をもらってから入社するまで、内定者のケアをどれくらい行うか、会社ごとでまちまちです。全く研修を行わないところもあれば、短期集中の合宿を行うところもあります。また、一カ月に数冊も本を送り、それに関する課題を要求する企業もあります。果たしてどのように、そしてどれほどの量の課題や研修を実施するのが正解なのかは一概には言えません。しかし、適度な研修、課題は、学生側としても「企業がケアをしてくれている」という安心感、所属感につながるといいます。逆に何も会社側から連絡がなければ、「自分はこの会社から期待されてないのではないか」「何もケアしてくれない企業って大丈夫なのだろうか」と、不安につながる傾向があります。

 「内定者ブルー」という言葉をご存知でしょうか。内定から入社するまでの期間、学生の気持ちは非常に不安定な状況におかれます。就職は結婚と非常に似ていて、相手(会社)を決めるに当たって、周囲からの雑音は多く、意思決定が非常に難しいため、思い悩むことが多いです。英語の向上のみならず、内定者研修はブルーな学生へのフォローという効果もありそうです。

 

Ⅲ.最後に

いかがでしたか?「海外赴任前の教育が間に合わない」、「採用、昇格要件を満たしていない」、「入社後の研修の効果は長期的に待つ必要がある」という人事の悩みを解決する「内定者研修」。その効果の理由として、「英語学習には時間がかかる」、「内定者の7割超が内定者教育に熱意」、「入社後の学習習慣化を実現」、「会社に対する忠誠心アップ」を挙げることができます。

 10月初旬、多くの企業で内定式が行われました。期待と不安でいっぱいな学生たちの顔を見て、昔の自分を思い出す方も多いのではないでしょうか。「人事の悩み」を解決するカギとして「内定者研修」を紹介しましたが、実はそれは、「内定者の悩み」への処方箋でもあるといえるでしょう。

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