【デンマーク】コペンハーゲンにある老舗のケーキ屋さん

【デンマーク】コペンハーゲンにある老舗のケーキ屋さん

コペンハーゲンにある老舗のケーキ屋さん


世界中甘いもの好きの人は多いと思われますが、デンマーク人にも甘党は多いのではないかと思います。町で売られているパンやお菓子は日本のよりもずっと甘さたっぷり、たぶん日本で売られているお菓子のように「甘さ控えめ」では、デンマークでは売れ残ってしまうかと思われます。

家庭や職場では、濃く入れたコーヒーなどと一緒に甘いホイップクリームたっぷりのケーキを老若男女問わずに楽しむ習慣があります。

余談ですが、濃いコーヒーに関して、年配の方から、「第2次大戦中に物資不足でコーヒー豆がなくて薄いコーヒーを飲むことを余儀なくされた反動だ…」と聞かされた覚えがありますが、あくまでその人の主観ですから、真偽のほどは不明です。

また、デンマークでは甘い菓子パンの総称をデニッシュペーストリーとは呼ばず、「ウィーンのパン」という意味の” Wienerbrød”(ヴィナブロ)と呼ぶことも日本人にとってはちょっとした驚きの1つです・・・・。

首都コペンハーゲンの中心・市庁舎広場から王立劇場のあるコンゲンス・ニュートゥ―広場まで約1.1キロの歩行者天国のストロイエという通りがあります。道はまっすぐではなく、そぞろ歩きを勧めるかのようにくねくね曲がっていて、いくつか目のカーブを横道入ったところに、知る人ぞ知る老舗のケーキ屋、La Glace という店があります。

中ではテイクアウトだけでなく店のケーキを飲み物とともに楽しめるカフェスペースがあり、SNSで紹介されて以降は、世界中の観光客にさえ有名になり、ガイドブックやスマートフォン片手に長い行列ができる始末です。(デンマークでは客がカフェやレストラン前で行列を作っている姿は非常に珍しいので、昨今のSNSの影響力には驚かされます。)店内はレトロな雰囲気漂う昔の面影そのまま。そして、これまた懐かしさを感じさせるエプロンをユニフォームにした店員たちがてきぱきと動きながらお客に対応する様子も、また心地良い空間です。

もちろん、どのケーキもとても甘くて・・・だからと言って食べられないほどのしつこい甘さでもなく、店を訪れたなら、ダイエットのことはすっかり忘れて、店でのゆったりした時間をお過ごしになってみるのもよいでしょう。コペンハーゲン来訪時はぜひお立ち寄りなさることをお勧めします。

Conditori La Glace - Conditori LaGlace  


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