14段階の「英語学習法」8級編 初心者に絶対おすすめ!Google元社長大推薦の著者が語る!

14段階の「英語学習法」8級編 初心者に絶対おすすめ!Google元社長大推薦の著者が語る!

英語を母国語のように使いこなせるまでの道のりで一番基本となることが「基礎を

怠らない」ということです。初心者も疑似初心者(かつて何年も学校で勉強してきた

が、ほとんど使い物にならず、やり直したいという人)も最大の急務は、日本脳とは

別に英語脳(英語を英語で理解する脳)を創りあげることです。英語脳という入れ物

さえ創れば、日本語脳の中に入っている知識を英語脳の方に移動させるだけで、これ

まで使い物にならなかった英語の知識を、初めて生きた英語として用いることができ

るようになります。そのためにまずは、「知っていること」を確実に「使えることへ」

が目標です。

8級では、ストーリー性のある本を読み、ストーリーを楽しみながら基本的な英語表

現英語を徐々に覚えていきましょう。訳さずに英語のまま理解できるように気を付けながら、何度も読むことが「英語脳」の形成につながります。

 

<使用するテキスト>

 Oxford Bookworms Library Starter (250 head words)  3

OxfordUniversity Press 参考価格694円

 英語で歌おう! ポップスの名曲からマザーグースまで

アルク 柏木厚子(監修・執筆)本体価格1,580円

❸ Picture Dictionary

Usborne Publishing Ltd Felicity Brooks(著)参考価格1,421円

1.音読と黙読を交互に繰り返して、1冊を最低10回読むこと

 リーディングは本来とても楽しいものです。英語に苦手意識のある、あるいは挫折した経験のある疑似初心者の方はまず、Oxford Bookworms Library のスターターレベルからリーディングを始めてください。きっと自信を取り戻せるはずです。例えば『King Arthur』、『Robin Hood』、『Star Reporter』の3冊を選びます。いずれもカトゥーンスタイルのコミックブックで、本文約25ページですが、活字にしたら5ページもないでしょう。アメリカやイギリス子供になった気分で漫画を楽しんでください。

 インターネットのお蔭で、例えばEnglish for childrenというようにキーワードを入れて検索をすると、子供用の様々な英語学習用サイトがでてきます。その中で、「動画で学ぶEnglish」を選ぶと、日本の昔の紙芝居のような番組が全部無料でアップロードされています。アニメや紙芝居は英文を視覚的に理解していく最上の方法です。

例えば『Morerhymes for children learning English 』だと時間にして830秒で、長さも適度なため、同じものを何度も何度も見てください。3度目からは、意味が十分には分からなくても小声で、聞こえてくる通りに真似をしながら自分でも発声してください(シャドーイングと呼ばれている方法です)。『Nursery Rhymes - Baa Baa Black Sheep』 はもっとも有名な童謡の1つなので、こちらも一度ご覧になってください。

普通の音読はCDを一通り、あるいは何度か聞いた後に声を出して読むことですが、シャドーイングはネイティブが話している0.5秒かそれ以下の遅れで追いかけて読んでいきます。音読よりも格段に難しいのですが、それだけに効果も抜群です。

普通の音読では5回や10回繰り返しただけではネイティブのスピードについていけないですが、シャドーイングをすると不思議なことに20回を過ぎるとかなりスムーズに読めるようになります。50回を過ぎると自分がネイティブスピーカーになったような気分になれるほどスラスラと発音も良く音読できるようになるのを感じるでしょう。ただ、シャドーイングは普通の音読と比べると何倍も疲れますし、効果が出る前に挫折しやすいため、独学でやる場合は音読中心の方が長続きします。そこを考慮して自分に合った方法で学習していってください。

 

オックスフォードリーダーズのスターターレベルでは、知らない単語は辞書で調べる必要がありますが、目で見てストーリーが分かるようになっています。そのため、あまり細かいことは気にせず、1回目は黙読して、2回目は音読、3回目は黙読、4回目は音読というように交互に繰り返し、1冊を最低10回読んでください。スターターレベルはCDがありませんが、『らくらくイングリッシュ』と『英語で歌おう:ポップスの名曲からマザーグースまで』を何度も練習した後では、70%程あまり苦労しないで読めるようになっていると思います。

 

 『Robin Hood』だと、固有名詞の発音さえ調べて練習しておけば、本文は歌の中で使った単語がほとんどなので、楽に読むことができると思います。1回目の音読の時にできればストップウォッチを、なければ秒針のある時計の長針が12を指した時に読み始めて、読み終わるまでの時間を計ってください。最初は20分ぐらいかかるかも知れませんが、何度か繰り返せば10分前後で読めるようになるでしょう。ここでも大事なことは、意味を辞書で調べて理解したあとは、決して日本語で内容を理解しようとせずに、英語のままでそのまま理解してしまうことです。8分前後ですらすら読めるようになるまで練習してから『King Arthur』、『Star Report』に移って、同じように黙読と音読を繰り返して練習してください。練習メニューを全部こなしたら無試験で7級に進級します。


2.歌を通じて、英語の音声的特徴を身につけること

『英語で歌おう! ポップスの名曲からマザーグースまで』は、日本語にない発音について詳しく説明されています。強弱、緩急のメリハリをつけるコツを掴んでください。発音のリズム感(文中での強弱、緩急)を体で覚える最上の方法が歌を歌うこと

です。ただし、どれでもいいというわけではなく、初心者にとってふさわしい歌を選

ぶ必要があります。この本で紹介されている歌は、疑似初心者の発音上達には絶対お

すすめです。

 1曲目、スティービー・ワンダーのラブソング、「I Just Call to Say I Love You(心の愛)」から始まり、メジャーリーグの試合でおなじみの「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」、マザーグースの定番といって良い「Simple Simon(間抜けなサイモン)」や、映画の主題歌「My DarlingClementine(荒野の決闘の主題歌)」、などが収録されています。ぜひ楽しみながら歌って「発音コンプレックス」から「発音自慢」に変身してください。

 歌の場合、音読・朗読と違って自分なりの速度で読むことができず、歌の速さに合わせなければいけないのがトレーニング法として第一に優れた利点です。

 第二に、長く強く発音するとこと、弱く短く発音するところが混在している英語の音声的な特徴を自然に体で感じることができるようになる点です。

 ネイティブスピーカーが無意識で行っている音変化を「連結」、「同化」、「脱落」という現象として分かりやすく説明してくれています。その他、日本人が苦手な「r」と「l」、「f」と「v」の区別、「θ」と「ð」、日本語の倍以上ある母音、二重母音などについても懇切な説明があります。また、早口言葉への挑戦もあるので、だんだんと英語を話すための口形や筋肉が発達していきます。


3.日本語を介さずイメージで理解して、英単語を覚えること

Picture Dictionaryは、英語を英語で理解する、脳内に英語回路を創るための優

れものです。日本語に頼らずに英語を身につけることの感覚を養ってください。

 辞書を読む習慣をつけることは語学上達に欠かせません。この『ピクチャディクシ

ョナリ』は見出し語が1000語程度で、厚さも100ページ程です。1ヶ月に一度のペ

ースで初めから終わりまで、毎日3ページか4ページ声に出して全部読んでください。

また、この図解辞書に載っている言葉だけでなく、毎日意識して目に留まるものは何で

も英語で口に出してみて下さい。例えば、book, watch, calendar, monitor, television

ど、何でも目に入るものの名前を英語で言ってみましょう。その時、簡単な名詞の意味

を、例えば「Cat=猫」、「Dogs=犬たち」と連想しないで、

Cat=猫そのもののイメージ

Dogs=複数の犬のイメージ

このように、日本語ではなく単語そのものを思い浮かべてください。

 

 『ピクチャディクショナリ』だけではどうしても理解できないときには、英日辞典

で調べても構いません。ただし、いったん理解した後は日本語での定義は忘れて、英

語を英語のまま理解してください。そういわれてもと不安に感じるかもしれません

が、やってみると案外簡単なことなので、安心してください。絵を見ながら何度も繰

り返し読んでいくうちに、自然と内容が日本語を通さないで英語のまま頭に入ってい

きます。要は、そうなるまで繰り返し練習をするということです。

 

4.毎日必ず「チェックリスト」でチェックすること

確実に英語を母国語のように使いこなせるレベルまで自分1人で努力するためには継続するための工夫が必要です。確実に練習メニューをこなすためには、この学習法を良く理解している「アイザック外国語スクール」のようなところで指導を受けるのが理想的ですが、それができない場合は親や兄弟に「チェックリスト」で、練習を怠けていないかどおうかチェックしてもらう必要があります。頼める人がいない場合は、自分で自分をチェックしてください。

 

8級練習メニューチェックリスト>

(平均練習時間:30時間、15日~1ヶ月)

□『英語で歌おう! ポップスの名曲からマザーグースまで』で、英語の音声的特徴を、歌を通じて身につける

□『Picture Dictionary』を毎日3ページ以上読む(日本語を介さずにイメージで理解する)

□『OxfordReaders: Bookworms Starter Level (250 head words)』から3冊選ぶ

□ 1冊を最低10回読む。読むときには音読と黙読を交互に繰り返す。音読は自分の脳の中に英語回路を創り上げるため、黙読は早く読む訓練のためです。

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