旅行英会話で絶対に聞かれる「英語の質問TOP10」英語フレーズ【必見】東京五輪ボランティア英語
今回は、海外でよく聞かれる質問Best10をご紹介します。海外で現地の人に質問されたとき、え?って思わず聞き返してしまうこと、ありますよね。スムーズなコミュニケーションやリスニング力を鍛えるためにも、よく質問される英語フレーズを覚えておくことをお勧めします。
第10位 Hi.How are you doing?
こんにちは、いかがですか?
この言葉は速く言われると、最初の「ハウ」のところと最後の「ドゥーイン」のところだけが聞こえ、一瞬なんのことかわからずとまどうことがあります。
ごく普通に、誰にでも「やあ、どうだい?」とか、「いかが?」ぐらいのあいさつです。返事は、「Fine,thank you」と言うと良いでしょう。ちなみに、コミュニケーションのことを考えると、聞き返してあげることはマストです。How are you?や、You?と聞いてみてください。
◆補足◆
同じようなあいさつの言葉「How are you?」がどちらかというと、相手の体の状態を尋ねるのに対し、この「How are you doing?」は、もっと一般的に広い意味で「いかがですか?」ということになります。
このほか明らかに病気、けがなどの人には、「How are you feeling?」気分はどう?、「Any better?」少しはいい?のように声をかけます。
第9位 (英)Single or return?
片道ですか、往復ですか?
電車、汽車、地下鉄など乗り物のキップを買うときに、それが片道か往復かということを必ず聞かれます。イギリスではこのように、「Single or return?」と尋ねられます。最初は「シングーオレターン」のように聞こえます。「single」は最後の[l]が決して日本語式に「ル」とは聞こえず、「シングー」のようになる点に注意しましょう。
◆補足◆
イギリスでキップを買うとき、さらに大人・子供の区別を言うには、「One and a half,please」のように子供には「half」という言葉を用います。例えば、「ユーストンまで片道,大人2枚,子供1枚ください」というときは、「Two and a half,single to Euston,please」となります。
(米)One way or roundtrip?
片道ですか、往復ですか?
アメリカで電車、汽車など乗り物のキップを買うとき、片道か往復かをこのように尋ねられます。とくに後半の「~or round trip?」のところは、「オラントゥリー」のように1語に聞こえるために注意しましょう。「One way」の部分は、両方が強く発音されるため比較的聞き取りやすいです。
◆補足◆
アメリカでキップを買うとき、大人と子供の区別は、「One adult,two children」のように言い、イギリスのように子供のことを「half」とは言いません。
飛行機の席の等級で、「first class」に対し、「economy class」のことを「coach」と呼ぶことがあり、イギリスでは「coach」がバスのことに用いられるためによく混同します。アメリカで「You want to fly coach?」と聞かれ、イギリス式に考えてうっかり「バスで飛びたいか」などと考えると何のことだかさっぱりわからなくなってしまいます。
第8位 Air mail or surface mail?
航空便ですか、それとも船便ですか?
郵便局へ郵便を出しに行くと、「航空便ですか、船便ですか?」と尋ねられます。そのときの言い方がこの「Air mail or surface mail?」です。「Air」と「surface」のところが大切なので、そこが強めに発音され、ひときわ目立って聞こえます。「mail」[meil]も「メイル」とは聞こえず、むしろ「メイウ」か「メイユ」のように聞こえます。
書籍を送るときには、普通料金より安い「bookrate」というのがあります。
「速達」のことは、アメリカでは「special delivery」、イギリスでは「express」と言っています。また、イギリスでは「first class」、「second class」の区別があり、「first class」のほうが料金は割高で少し早く着きます。
アメリカでは「first class」が普通の手紙、「second class」はカードなどを送るときの開封のことをさします。
第7位 With a turn up or without?
すそはダブルにしますか、シングルにしますか?
ズボンを買いに行くと、「すそをシングルにしますか、ダブルにしますか?」と日本語では言います。英語ではこのように、「With a turn up or without?」と聞かれます。「cuff」とも言います。この「turnup」はすばやく1語のように発音されます。こういうときに、こういうことを聞かれるのだということを頭に入れておかなければ、どうしても戸惑ってしまいます。「turn up」は「テューナン」のように聞こえます。
◆補足◆
「ズボン」のことをアメリカでは、「pants」とか「slacks」と言います。一方、イギリスでは主として「trousers」です。「pants」は日本語のパンツを連想しますが、「下着」のほうは「underwear」か「briefs」でしょう。「半ズボン」は「shorts」、「ジーパン」は「blue jeans」です。
また、前のジッパーをうっかり閉め忘れているときには、「Your trousers are open」と言って注意します。隠語では冗談に、「X.Y.Z」などと言い、「Z」が「zippers」であることを暗示します。言われたときは、さっと気づいて閉めたいところですね。
第6位 Premium or regular?
ハイオクですか、レギュラーですか?
ガソリンスタンドでガソリンを入れるときに,「ハイオクですか、レギュラーですか?」という意味で、このように聞かれます。「Premium or regular?」は、「プレミアモレギュラ」のように聞こえます。「Aor B?」と二者択一を尋ねているのですから、必ずどちらかを「Premium,please」とか「Regular,please」と答えるようにしてください。
「満タンにしてください」は「Fill it up」とも言います。このほか「有鉛、無鉛」の区別は、「with lead」と「without lead」です。また、「ハイオク」のことは英語で正式には「high octaned」[hái ɔ́kteind]となります。車の部分の呼び名も、日本語のとはだいぶ違います。
おまけ
「ラジエーター」=「radiator」[réidieitə]「ハンドル」=「steering wheel」[stɛ́əriŋwíːl]「フロント・ガラス」=「windshield」[wíndʃíːld]「バック・ミラー」=「rearview mirror」[ríəvìjuː mírə]
第5位 With bath or without?
バスつきになさいますか,それともなしのお部屋になさいますか?
ホテルの予約係が部屋について尋ねるときの言い方です。「バス付きですか、それともバスのないお部屋でいいのですか?」ということになります。これも非常に早口で事務的に言われるため、「With bath or without?」の「bath」のところがひときわ大きく聞こえ、あとは全部一続きで1語のように聞こえます。後半の部分の「or‿without」が特に一緒になり、一息に発音されます。
◆補足◆
このときの「bath」にはどういうわけか、「冠詞のa」がつきません。声の調子は「With bath」で軽く上がり、「or without」で下がります。この他、部屋の種類の言い方として「single」、「double」、「twin」、それに「suite」があります。「suite」[swiːt]は,家族などで使用する続き部屋のことを言います。発音は「sweet」と全く同じです。日本語でもスウィートルームっていうので、わかりますよね。
第4位 (米)Cash or charge?
現金ですか、カードですか?
アメリカのデパートで買物をすると、支払いの前に必ずこのように店員に聞かれます。「Cash or charge?」は、「キャシャチャーヂ」のように聞こえます。この場合も、「A or B?」と二者択一を尋ねています。必ず「Cash,please」か、「Charge,please」と答えましょう。「Yes」とか「No」では返事になりません。
「cash」は現金で支払うことですが、アメリカでは「credit card」が非常に広範囲に出回っているため、たいていの人は現金を持たず、買物はクレジット・カードですませます。「Charge it」と言えば、「つけにしてください」になります。また、「会社につけてください」と言うときには、「Pleasecharge it to our expense account」となります。
(英)Cash or cheque?
現金ですか、小切手ですか?
イギリスのデパート、お店で買物をすると、支払いのときに必ずこのように聞かれます。「現金で支払われますか、小切手ですか?」ということになります。「キャッシュアチェッ」のように聞こえます。
さらに、「Cheque,please」と言えば、「Do you have a cheque card?」と言われます。「bank card」と言うこともあり、これも「バンカー」のように聞こえ、日本語式に「バンクカード」とは聞こえないので注意しましょう。
イギリスで、小切手で買物をするとその小切手の裏に住所と名前を書くことを求められることがあります。そんなとき、「Will you put down your nameand address on the back?」のように言われます。
また、「身分証明書はありますか?」と尋ねられるときには、「Do you have any identification?」とか、「Do you have an I.D.card?」と言われます。
第3位 How would you like it?
お金の内訳はどのようにしますか?
銀行の窓口でお金を受け取るとき、必ずこのように聞かれます。速いスピードで言われると、「ハウヂュライケッ」のように聞こえます。しかもこういうときにこういうことを尋ねられるということを知らないと、全く予測がつかず戸惑ってしまいます。特に最後の部分は1語として「ライケッ」のように聞こえます。
こうした文の形「How would you like ~?」はほかの場面でもよく聞かれます。ステーキの焼き方に関して「How would you like your steak?」、コーヒーの飲み方について、「How would you like your coffee?」のようになります。こういうときにこういうふうにきかれるなということを、知識として頭に入れておけばずいぶん助かります。
第2位 Have a good day.
またどうぞ。(よい一日を。)
この言葉もうまく日本語にならない言葉です。どんなときに、どういうふうに用いられるのかをあらかじめ知っていないと、一瞬何を言っているのか分からず、戸惑います。速く言われると、「グッデー」とだけ聞こえます。日本語では「さようなら」とか、「またどうぞ」ぐらいの気軽なあいさつにあたります。
これに対する返事は「Thank you」または、さらに丁寧に言うときには,「The same to you」です。
英語で別れぎわにはいろんなことを言います。パーティーとか映画など、何か楽しいことで出かける人には「Have a good time」、試験,コンテストなどに行く人には「Good luck」、旅行に出かける人には「Have a nice trip」、旅行でこれからどこかに滞在する人には「Enjoy your stay」、また、別れぎわに気軽に友人間で「Take care」とか、「Takeit easy」なども聞かれます。
第1位 How many,sir?
何名様ですか?
アメリカとイギリスでレストランに入ると、マネージャーのような人に、こちらが男性ならば「How many,sir?」と聞かれます。これもこういう質問に慣れていないと、一瞬戸惑うものです。意味は「これから何人で食事をなさるのですか?」ということになります。
「みなさんで何人ですか?」と言うときに、「party」という言葉を用いて「How many are there in your party?」と言います。こういうときの「party」は、いわゆる夕食会などのパーティーではなく、またその発音も「パーティー」ではなく、「パーリー」のように聞こえるので注意しましょう。
また「Are you having dinner,sir?」、「お食事ですか?」とも尋ねられます。もし軽い飲み物だけのときには、「No,we'd just like something to drink.」と言えばいいでしょう。
ここまで英語フレーズをご紹介しましたが、ネイティブの発音に苦戦するという方は、耳が慣れるまでリスニングを繰り返す必要があるので、マンツーマンの英語教室も一度ご検討ください。まずは無料体験レッスンはいかがでしょうか?