英語紹介「お花見のあれこれ」【必見】東京五輪ボランティア英語
英語で日本の「お花見の文化」について紹介したい方は必見の3フレーズをご紹介します!2020年・東京オリンピックを前に、たくさんの外国人観光客が日本に訪れています。外国人の知人、友人に日本を案内したり、ボランティアで日本の文化や街を紹介してみませんか?
以下3つのシーンを想定し、使えそうな英語フレーズをまとめました。
1.お花見に出かけるとき
2.風呂敷について話すとき
3.お箸の使い方について話すとき
渋谷や秋葉原に出かけた際は、自信を持って外国人に話しかけてみませんか?外国人も日本人と関われることを楽しみにしていると思いますよ!!
1.お花見に出かけるとき
We go cherry blossom viewing at thistime of year.
相沢:アズマ先生、取引先の部長、お花見にも興味あるみたいで、今回はお花見について説明するときの言い方を教えて頂きたいのですが。
アズマ:はい、わかりました。例えば、こんなのはどうでしょう?We go cherry blossomviewing at this time of year.毎年、今頃お花見に出かけます、という意味ですね。
一般に「花見に行く」は、「go flower viewing」でしょう。ただ西洋には、日本のようにはっきりと「花見にだけ行く」という観念がないため、少々変に聞こえることがあります。むしろ「picnic」に行って、たまたまそこにある美しい花を同時に観賞するというほうが普通のようです。
やや直訳的ですが、桜の代わりに梅の花を見に行くならば、「go plum blossom viewing」と言うと良いですよ。「満開です」と言うときには、「be in full bloom」、または「be at their best」です。
相沢:なるほど。花見っていう概念の違いがあるんですね。アズマ先生、正しい発音方法を教えてください。
アズマ:We go cherry blossom viewing atthis time of year.強めに発音するところは、「We」、「cherry」、「blossom」、「viewing」、「this」、「time」、「year」です。
「cherry blossomviewing」は一つのまとまった意味のかたまりですから、一息で切り離さず読むようにしましょう。「atthis time of year」もひとかたまりとして、一息に発音してください。「cherry」[tʃéri]が日本語式に「チェリー」にならないよう特に[r]の音に気をつけましょう。
◆会話の文脈から英語フレーズを覚えよう◆
部長:How was your weekend? Did you gosomewhere? 週末はどうだった? どこかへ出かけたかい?
相沢:Yes,I wentto see cherry blossoms at the nearby park.You know wego cherry blossom viewing at this time of year.ええ、近くの公園へ花見に出かけました。毎年今頃花見に出かけます。
部長:Sounds like a very good idea.The cherry blossoms are in full bloom now.それはいいねえ。桜の花は今、満開だろうね。
相沢:It's great fun picnicking under thetrees.木の下でピクニックをするのは本当に楽しいですよ。
部長:I bet it is.きっとそうだろうね。
2.風呂敷について話すとき
They're called furoshiki and are usedfor wrapping things to be carried.
相沢:アズマ先生、お花見を部長さんと一緒にする場合、重箱に料理を詰めて持って行くと思うんです。その重箱を風呂敷で包みますよね。風呂敷について聞かれることもあるかもしれないので、風呂敷について説明するときの英語の表現を教えてください。
アズマ:なかなかピンポイントな話しですね。風呂敷の説明ですと、こんなふうに言えばいいと思いますよ。They're called furoshikiand are used for wrapping things to be carried.これは風呂敷といって、持ち物を包んで持ち運びするのに使います、という意味ですね。
「この他、テーブル掛けにもなります」と言うときには、「You can use it as a tablecloth」です。さらに「額に入れて壁に掛けることもできます」は、「You can even frame it and hang it on the wall」です。「いろいろ用途があります」は、「It is a multi-purpose cloth」と言いましょう。
相沢:へえ。風呂敷の色々な用途の説明ってこんなふうにできるんですね。アズマ先生、きちんと説明が伝わるように、正しい発音を教えてください。
アズマ:They're called furoshiki _ and are used for wrapping things to be carried.の、ポーズは、「furoshiki」と「and」の間で取りましょう。強めに発音されるところは「They」、「called」、「furoshiki」、「used」、「wrapping」、「things」、「carried」です。「wrapping things」は、一語のように発音しましょう。
「wrapping」[rǽpiŋ]の発音は綴字にある語頭の「w」は発音せず、[r]からはじまるため、思い切り舌先を曲げて[æ]の音をしっかり出して発音するようにしてください。
◆会話の文脈から英語フレーズを覚えましょう◆
部長:How pretty these are! What are theyfor? これはきれいだな。何に使うんだい?
相沢:They're called furoshiki and areused for wrapping things to be carried.風呂敷と言って、持ち物を包んで持ち運びするために使います。
部長:Oh,howclever! But they're too good to wrap up things to carry.何とかしこいやり方だ。でも、あまりきれいだから、持ち物を包めないな。
相沢:You could use them as a scarf.They're made of silk.スカーフとしても使えますよ。絹でできています。
3.お箸の使い方について話すとき
We usually hold the chopsticks thisway.Just watch me and do as I do.
相沢:アズマ先生、お花見のとき、料理を食べますよね。箸の使い方とか聞かれると思うんですけど、どうやって説明すればいいですか?
アズマ:そうですね。こんなふうに言うといいでしょう。We usually hold thechopsticks this way.Just watch me and do as I do.「お箸は普通このようにして持ちます。私をよく見て私がするようにしてください」という意味ですね。外国の人にとってお箸は慣れるまでちょっと骨が折れます。
「ナイフとフォークをお出ししましょうか?」とたずねるときには、「Wouldyou like a knife and fork,instead?」と聞けばいいでしょう。
「お箸は普通右手,お茶碗は左手で持ちます」と言うときには、「We usually use our right hand for holding chopsticks and our leftfor holding the bowl」ですね。
「お箸をごはんにさして立ててはいけません」は、「Traditionally it's considered bad manners to stick chopsticks intothe rice」となります。
相沢:なるほど。そうやって説明すればいいんですね。アズマ先生、正しい発音方法を教えてください。
アズマ:We usually hold the chopsticks this way.Just watch me and do as I do.の、最初の文では、「usually」、「chopsticks」、「this」などが、強めに発音されます。2つめの文では、「Just」、「watch」、「do」が強くなります。特に「do as I do」のところは、一息に言ってください。
「chopsticks」[tʃɔ́pstiks]の発音では、2音節で発音してください。語頭の母音[ɔ]はのどの奥を広くして発音します。
◆会話の文脈から英語フレーズを覚えましょう◆
相沢:Shall I get you a knife and fork? ナイフとフォークをお持ちしましょうか?
部長:No,thank you.I'd like to try using chopsticks.Will youshow me how to use them? いや、けっこう。お箸を使いたいんだ。どうやって使うか教えてくれないか?
相沢:Sure.Weusually hold the chopsticks this way.Just watch me anddo as I do.もちろん。お箸は普通このようにして持ちます。私をよく見て,私のするようにしてください。
部長:O.K.Am Iholding them right? わかった。私の持ち方はあっているかな?
相沢:You're doing just fine.お上手ですよ。
相沢:お花見のときに説明することってけっこうあるんですね。でも、アズマ先生に教わった表現を使って、ちゃんと説明できるようにならないとですね。
アズマ:あんまり気負わずに説明したらいいですよ。目の前に実物があって、ジェスチャーも交えながら話せば、大抵は分かってもらえるでしょう。きちんと言葉で説明できればもっと伝わりやすくなるので、英語の表現を声に出しながら、練習してみてくださいね。