英語紹介「日本の夏」東京五輪ボランティア必見

英語紹介「日本の夏」東京五輪ボランティア必見

英語で「日本の夏のあれこれ」について紹介したい方必見の4フレーズ!東京オリンピックボランティアで英語が必要な方は必見です。 

 

 2020年・東京オリンピックを前に、たくさんの外国人観光客が日本に訪れています。外国人の知人、友人に日本を案内したり、ボランティアで日本の文化や街を紹介する機会もあることでしょう。そんなとき使いたい英語4フレーズ!

 

1.七夕の説明

We celebrate Tanabata or the StarFestival on July 7th.

 

相沢:アズマ先生、日本の夏の行事について、取引先の部長に説明したいんですけど。例えば、七夕ってどうやって英語で説明すればいいですか?

 

アズマ:七夕ですと、簡単に説明する場合は、こんなふうに言います。We celebrate Tanabata orthe Star Festival on July 7th77日は七夕です、という意味ですね。そして、七夕の由来についてさらに説明を続けるとすると、こんなふうになるでしょう。

They were so madly in love that the princess neglected her weavingand the cowherd let the cows go astrayThe king becameso angry that he put them on opposite sides of the Milky WayLater sympathetic magpies flew to her and spread their wings so shecould walk across to her loverBut if it rainsthe magpies can't help them across the riverso they must wait for another year

 

相沢:なるほど。七夕の由来を説明できるといいですよね。アズマ先生、We celebrate Tanabata orthe Star Festival on July 7thの正しい発音を教えてください。

 

アズマ:77日は、イギリス式とアメリカ式で別の言い方になるので、両方お教えしてきます。イギリス式は、July the seventhと「the」を入れて言います。「the」を省いてJuly seventh」と言うのがアメリカ式です。

全体として強めに発音するところは、「celebrate」、「Tanabata」、「Star」、「Festival」、「July」、「seventh」です。日本語の「Tanabata」のところはゆっくり、はっきりと言うようにしてください。「celebrate[sélibreit]は特に[l][r]の音に気をつけましょう。「Star[stɑːr][ɑːr]発音は口を思い切りあけ、舌の位置をうんと下げ、のどを広くして出します。

 

 

◆七夕について取引先の部長に説明する相沢さんと、部長の会話◆

 

部長:What are you doing?/何をしているんだい?

相沢:I'm decorating a bamboo branch for tomorrow./明日のため竹に飾りつけをしています。

部長:What's special about tomorrow?/明日は何か特別なことがあるのかい?

相沢:Wellwe celebrate Tanabata or the StarFestival on July 7thIt's based on a romantic legend./ええ、77日は七夕です。ロマンチックな伝説からきているのですよ。

部長:How does the legend go?/どんな伝説?

相沢:Once a princess who was a fine weaver and a cowherd fell in lovewith each other./昔、織り姫様と牛飼いが恋をしました。

 

 

2.お中元について話す

In Japan we exchange mid-summer giftscalled Ochugen.

 

アズマ:相沢さん、部長さんにお中元について説明するのはどうですか?

 

相沢:いいですね。でも、どうやって説明すればいいんですか?

 

アズマ:例えば、こんな説明の仕方はどうでしょう?In Japan we exchangemid-summer gifts called ochugen.日本ではお中元といって夏に贈り物をします、という意味ですね。

さらに「お中元はこれまでに特にお世話になったような人にします」と言いたいときには、We give a mid-summer giftto those whom we feel grateful to for their special kindnessでいいでしょう。

また、同じような「お歳暮」のことは、year-endgiftsと言い、やはり同じように説明をすることが大切です。「会社などが顧客にも贈ります」と言うときには、Not only individuals butalso companies give mid-summer gifts to their customersと言うといいでしょう。

 

相沢:分かりやすい説明ですね。アズマ先生、どうやって発音したらきちんと伝わりますか?

 

アズマ:In Japan we exchange mid-summer gifts called ochugenの、強めに発音するところは、「Japan」、「exchange」、「mid-summer」、「gifts」、「called」、「ochugen」です。

特に日本語の「ochugen」のところは,それぞれの音節をはっきりゆっくり強めに発音しましょう。「mid-summer[mídsʌ́mər]も同じように強めましょう。gifts[gifts]の発音が日本語式に「ギフト」とならないように十分注意しましょう。舌に力を入れず下あごを少し突き出すようにして発音するといいでしょう。

 

 

◆お中元について取引先の部長に説明する相沢さんと、部長の会話◆

 

部長:Will you look at the crowd! Why is it so crowded?/あの人込みを見てみて!どうしてこんなに混んでいるんだ?

相沢:Wellin Japan we exchange mid-summer giftscalled ochugenand everybody's buying them./そうですねえ、日本ではお中元といって夏に贈り物をします。みんなそれを買っているのですよ。

部長:I seeThis reminds me of Christmas shoppingback home./そうだったのか。これを見ると私の国のクリスマスショッピングを思い出すよ。

相沢:This is a special floor for those giftsLet'sgo downstairs./この階はその贈り物専門のフロアなんです。下へ降りましょう。

 

 

3.土用のうなぎを食べる

We believe that eating eel helpsovercome summer heat.

 

相沢:そうだ、アズマ先生。部長さん、ウナギを食べたいらしいんですよ。

 

アズマ:夏にはピッタリですね。

 

相沢:そうなんですけど、もし、何で日本人はウナギを夏に食べるのかって聞かれたらどう答えればいいですか?

 

アズマ:それでしたら、こんな説明の仕方がいいんじゃないでしょうか。We believe that eating eelhelps overcome summer heat.日本人はうなぎを食べると夏の暑さに負けないと思っています、という意味ですね。

 さらに、「土用の丑の日は729日です」と言いたいときには、It's on July 29thThe lunar calendardesignates this day as the day of the cowのように言えばいいでしょう。

また、英語では最も暑い期間のことをdog daysと言います。そこでこれを用いて、Doyo corresponds toEnglish dog daysと言えばわかりやすいかもしれません。うなぎを食べると言っても生ではないため、必ず「grilled eel」と言いましょう。

 

相沢:dog daysを使って説明すると、部長さんには分かりやすいかも。アズマ先生、きちんと伝わるように正しい発音方法を教えてください。

 

アズマ:We believe that eating eel helps overcome summer heatの、大切な言葉は、「believe」、「eating」、「eel」、「overcome」、「summer」、「heat」で、それぞれ強く発音されます。特にeating‿eel切り離さず一息に言いましょう。

overcome」は、[òuvərkʌ́m]と最後を強くします。「eel」の発音で、特に最後の[l]の発音が日本語の「ル」の音にならないように注意してください。

 

 

◆土曜うなぎの日について取引先の部長に説明する相沢さんと、部長の会話◆

 

部長:Ohthe heat really gets to me./いやー,この暑さはまいるな。

相沢:We're in doyo season./今、土用なんです。

部長:What's that?/何でだって?

相沢:Wellit's the hottest period of the summer./つまり、夏のいちばん暑い時期ということです。

部長:OhI know what you mean./ああ、そういうことか。

相沢:We believe that eating eel helps overcome summer heat./日本人はうなぎを食べると夏の暑さに負けないと思っています。

部長:O.KLet's have some for lunch.それじゃ、昼ごはんにうなぎを食べよう。

 

 

4.お盆の説明をする

Obon is the festival when the spiritsof the dead are believed to return home to visit.

 

アズマ:相沢さん、夏といえば、日本人にとって大事な行事がありますよ。その行事を部長さんに紹介するのはどうでしょう?

 

相沢:日本人にとって大事な夏の行事? えーっと……。

 

アズマ:お盆ですよ。

 

相沢:あ、そうか! お盆がありましたね。確かにお盆について紹介するのもいいですね。

 

アズマ:例えば、こんなふうに言うのはどうでしょう?Obon is the festival whenthe spirits of the dead are believed to return home to visit.お盆には亡くなった人の霊が家に戻ってくると信じられています、という意味ですね。

「お盆の月日が地方によって異なる」ことを伝えるときには、「In big cities like Tokyo they have Obon inthe middle of Julywhile in the countryside they haveit in the middle of August」とでも言えばいいでしょう。

お盆のもう一つの風物「燈籠流し」のことは、「We set lanterns afloat down the riverto show the spirits the way back to the other worldWecall it toro-nagashi」とでも言いましょう。「盆おどり」は、「Folk dances we do during the festival of Obon」です。

 

相沢:お盆に、灯篭流しに、盆おどり。この説明はできておいた方が良いですよね。アズマ先生、説明する時にきちんと伝わるように、正しい発音方法を教えてください。

 

アズマ:Obon is the festival when the spirits of the dead are believed to return home to visitは「Obon」、「festival」、「spirits」、「dead」、「believed」、「return」、「home」、「visit」がそれぞれ強めに発音されます。ポーズは、「festival」と「when」の間で取ることができます。

the spirits of the deadのところは、ひとつのまとまった意味なのでリズムで切り離さず一息に言ってください。return[ritə́ːrn]ːr]の音にも注意して、日本語式の「リターン」にならように気をつけましょう。

 

 

◆お盆について取引先の部長に説明する相沢さんと、部長の会話◆

 

部長:Why are most of the shops closed today?/今日はたいていのお店が休みなのはどうしてだい?

相沢:Because we're in the period of ObonIt's thefestival when the spirits of the dead are believed to return home to visit./今、お盆だからです。お盆には亡くなった人の霊が家に戻ってくると信じられています。

部長:Doesn't anyone work during this time?/この間はだれも働かないのかい?

相沢:Many take a leave of absence and return to their hometown to visittheir relatives./みんな休暇を取って故郷へ帰って、親戚を訪ねたりしますよ。

部長:I see.なるほどね。

 

最後にひとこと

英語を学んでいくことは、これからの時代はスタンダードですが、もし独学には限界を感じていたり、参考書だけが増えていくような方の場合、マンツーマンでの効率的な語学学習をお勧めします。無料体験レッスンのお申し込みは、お電話でもスタッフが承っております。


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