社内公用語英語企業で すぐ使える「商談英語フレーズ」プロの商談英語研修講師が語る

すぐに使える「商談英語のフレーズ」を、元NHK英会話講師が解説します。絶対伝わる英語フレーズ、いまから一緒に覚えていきましょう。今回お伝えするのは、この3フレーズ!

1.商談にこちらから出向きたいとき
2.話の前置きをする
3.食事をしながら商談をするとき

どれも使いやすい定番フレーズですね。定番で簡単だからこそ、いま完璧に覚えてしまうことをお勧めします。さあ、一緒に覚えていきましょう。


1.商談にこちらから出向きたいとき

We’ll be happy to come over anddiscuss it further anytime you suggest.

相沢:アズマ先生、ちょっとご相談があるのですが。商談の練習に付き合ってもらえないでしょうか?
アズマ:商談ですか。構いませんよ。一緒に練習しましょう。

相沢:ありがとうございます! 英語で商談するのが初めてだから不安で…。えーと、まず商談のアポを取りたいんですけど、アポを取りたいって率直に言った方が伝わりやすいですかね?

アズマ:アポを取る場合でしたら、 率直に意味が伝わることも大事ですが、丁寧な言葉で話すのがいいですね。こんな表現があります。

We’ll be happy to come over anddiscuss it further anytime you suggest.この件についていつでも出向いて、ご相談させていただきます、という意味ですね。

この表現ですと、商談相手だけではなく、お得意先などにも使えます。「いつでもこちらからお伺いします」という、訪問することを申し出るときの表現です。日本語では「いつでもご指定の時間にまいります」となりますが、英語では「go」ではなく「come over」となる点に注意しましょう。

英語では話し相手のところに「行く」ときには、必ず「come」を用います。電話などで相手のところに「今すぐまいります」と言うときには、「I’ll be right over」と言います。

相沢:なるほど。goじゃなくてcomeなんですね。気をつけないと間違えそうだ。アズマ先生、この表現の正しい発音も教えてください。

アズマ:We’ll be happy to come over and discuss it further _ anytime you suggest.これは長い文なので、まずfurtherで少し声を下げ、anytimeとの間で少しポーズを取りましょう。

強めに発音するところは、「happy」、「come」、「over」、「discuss」、「further」、「anytime」、「suggest」の7か所。discuss‿it[diskʌ́sit]は一語のように、come over[kʌ́móuvər]は、両方強く言います。


◆会話の文脈からフレーズを覚えましょう◆

相沢:Hello.A& B Service.May I help you?/もしもし、A & Bサービスです。

社員:Yes.We’re looking for office space.Is there anyavailable in Hayashi No.2 building in Marunouchi?

/もしもし、私どもは今、事務所用の場所をさがしているのですが。丸の内の林第二ビルに何か使えるのがありませんか?

相沢:Just a moment.Yes,there are some vacancies there.We’ll be happy to come over and discuss it further anytime yousuggest.Who’s calling,please?

/少々お待ちください。はい、すこし空きがございます。この件につきましては、いつでも出向いてご相談させていただきますが。どちら様でいらっしゃいますか?

社員:This is Taylor of United Machine Co.,Ltd./ユナイテッド機器のテーラーです。

2.話の前置きをする へ続く>>

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