【韓国語検定攻略】韓国語能力試験TOPIK対策法はこれ!初級の人は○○○○を攻略しよう!

【韓国語検定攻略】韓国語能力試験TOPIK対策法はこれ!初級の人は○○○○を攻略しよう!

韓国語能力試験(TOPIK)の2級や3級を目指して韓国語を勉強している方向けに、試験対策の攻略法をお伝えします。初級の人こそ攻略したいのが「時間配分」です!!以下、解き方のコツを少しずつお伝えします! 

もし、まだ受けていない方はぜひ、この機会にみなさんもTOPIKに挑戦してみてください。

 

そもそも、韓国語能力試験TOPIKってなに?

 

韓国語能力試験(TOPIK)は、大韓民国政府(教育省)が認定・実施する唯一の韓国語試験です。世界70カ国以上で一斉に実施されており、日本では年に2回、4月と10月に1回ずつ行われています。

ちなみに、韓国語能力試験は“Test of Proficiency in Korean”ということで、略してTOPIKと呼ばれます。

 

TOPIKは、取得した点数により、1級から6級までの等級で評価されます。(英語試験のTOEICのような形式ですね)

6級が最上級で、1級が最下級となっています。1級から2級までをTOPIKⅠ、3級から6級までをTOPIKⅡとして、試験問題や受験時間を設定しています。(2014年に出題形式が変わりました。)

 

1級から6級まで合格点があるのですが、それに満たない場合は不合格となります。それぞれの合格基準点は以下のようになっています。

受験級

TOPIKⅠ

TOPIKⅡ

等級

1級

2級

3級

4級

5級

6級

合格点

80点以上

120点以上

40点以上

150点以上

190点以上

230点以上

つまり、145点を取得した場合、4級は不合格ですが3級は合格ということになります。

 

テストの内容、配分時間はどんなふうになっている?

 

上の表でも少し触れましたが、TOPIKⅠとTOPIKⅡとでは試験問題が異なっており、初級(1,2級)と中・上級(3~6級)で、設問レベルが異なります。

 

TOPIKⅠでは、聞き取りが30問/40分、読解が40問/60分で、試験時間の合計は100分となります。

TOPIKⅡの場合は、聞き取りが50問/60分、作文を含む書き取りが4問/50分、一度休憩をはさみ、読解を50問/70分で行います。試験時間の合計は180分となります。

 

作文問題の有り無しが、TOPIKⅠとⅡのもっとも大きな違いになるのですが、わずか4問に50分が配分されているので、じっくり攻略して高得点台を狙いたいですね。とはいえ、作文はもちろん一筋縄ではいきません。

この部分の解き方については、また後程解説できたらと思います。

 

 

問題の解き方にコツがある?

 

回答の正解率をあげるには、もちろん解き方を工夫する必要があります。その前に、出題形式とTOPIKのルールをみていきましょう。

聞き取り・読解はマークシート方式の四択問題で、書取りは記述式問題です。

解答は試験の際に配布されるペンを使い、訂正をする場合は持参の修正テープを使います。記述式だけ二重線による訂正も認められています。記述式の問題は、鉛筆で解答を記入しても採点ができないというわけではないですが、機械が読み取る際にエラーの可能性があるため、鉛筆は控えた方が良いということになっています。

 

作文に関しては鉛筆が使えないといった理由から、問題用紙にあらかじめ箇条書きで書いてから解答用紙に写す、といった方法をとる方もいますが、ここで気を付けなければいけないのが時間配分になります。

慎重になりすぎてしまって、写す時間をロスするよりは、初級レベルの方は特に作文へのハードルが高いと思いますので、間違いは気にせずに、簡単な単語を使って文字数を稼ぐ方がいいでしょう。高得点を狙ってしまうと逆に取れなくなってしまうところが、実は作文問題の罠ともいえます。

 

ちなみに、聞き取り・読解問題について(TOPIKⅡを受ける方に特にいえることですが)、問題によっては選択肢が恐ろしく意味があいまいに設定されており、ネイティブでも難しい問題があるというところがあるので、ご注意を。

3級を目指している人には特に、上級の問題に時間をかけるより、確実に解ける問題に集中してほしいと思います。

わからない問題に下手に時間をかけるよりは潔く運に身を任せ、マジックレターを使いましょう。(※マジックレターとは予め自分の中で番号を決めておき、解答に迷ったとき使う文字のことです。)

 

 

過去に出題された問題は?


以下、聞き取り・書き取り・読解の問題例を紹介します。本来は問題文も全部、韓国語で出題されるので、以下の意味を頭に入れておくといいですよ!

 

聞き取りの問題例

・聞いた話の内容と一致する絵、またはグラフを選ぶ

・対話を聞き、その後に続きそうな文章を選ぶ

・対話を聞き、その後女性がとりそうな行動を選ぶ

・話を聞き、内容と一致する文章を選ぶ

・話を聞き、男性の考えを選ぶ

・話を聞き、それぞれの質問に答える

 

読解の問題例

・カッコ内に入る語句や下線の引かれた個所と同じ意味の語句を選択肢から選ぶ

・広告文を読み、何について書かれているかを選択肢から選ぶ

・案内文、グラフ、200字程度の文を読んで内容と合うものを選択肢から選ぶ

・4つの文章を意味が通るよう順に並べ替える

200300字前後の文章の読解

・新聞の見出しを読み、内容の合うものを選択肢から選ぶ

400500字前後の文章の読解

 

書き取りの問題例

・短文を読み、カッコの中に入る文を考えて書く

・200~300字の作文問題

・600~700字の作文問題

 

 

何級くらいを目指したらいい?

 

検定を取得する目的に、「履歴書に書きたい」といった理由がある方は、念のため4までは取得されるといいでしょう。

日本にある韓国系商社や韓国との貿易関係を行っている企業では、韓国語能力試験4級以上の資格が求められていますし、韓国と関わりを持つ企業は積極的に韓国語能力試験の資格を評価する傾向にあります。

また、等級までの指定はなくとも、韓国語を話せることが就職の際の条件になっている企業もあります。その際に「TOPIK4級あります」と答えられたら企業にとっても評価しやすく、アピールポイントになるのです。

 

韓国で就職をしたいと希望している方の場合。韓国に住み続けることを視野に入れるのであれば、5級以上の高い等級に合格していることが、永住権申請の際に大事な要素となってくることもあるそうです。

 

 

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