ミャンマー語あいさつ7選!ミャンマー赴任が決まったらまずは語学から
東南アジアの今後の進出先として大注目されているミャンマー。以前より歴史的な寺院群など観光先としては人気がありましたが、今後は駐在者も増えていくことが予想されます。ミャンマーの公用語はミャンマー語です。旅行でも赴任でもまずは初めのあいさつから。ミャンマーで今日から使えるミャンマー語あいさつをまとめました。
今すぐ使える!ミャンマー語挨拶7選
1. おはよう/こんにちは/こんばんは
ミンガラーバー
ミャンマー語には時間によるあいさつの変化はありません。「おはよう」も「こんばんは」もこのミンガラーバーで事足りてしまいます。1つ覚えるだけで、いつでも使えるので便利ですよね。ぜひ接客的にあいさつしてみてください。
2. さようなら
クィンピュウバーオウン
これはさようならの丁寧な言い方で、職場などで「お先に失礼します」という時に使える表現です。
トゥワドーメー
こちらは「もう行きますね」といった表現、友達と遊んでいて先に帰る時に使ったり、家を出る時に家族に「行ってきます」として使うこともできます。一般的なさようならはこれを使うことが多いでしょう。
タッター
「バイバイ」にあたる軽い別れのあいさつの表現です。
3. お元気ですか
ネーカゥンイェラー
最後の“ラー”は日本語でいう「か」にあたるミャンマー語の疑問詞です。返事にはカウンバーデー=「元気です」もしくは、マカウンバーブー「元気じゃないです」のどちらかで答えてみましょう。
4. ありがとう
チェーズーティンバーデー
これが一番丁寧な言い方です。「ありがとうございます」に近いニュアンスになり目上の人にも使えます。もう少しカジュアルな表現としてはこれを短縮したチェーズーベーという表現もあります。こちらは友人同士などで使うことができます。英語の借用語であるテインチュー(Thank you)もよく使います。
5.どういたしまして
ヤーバーデー
「大丈夫ですよ」という意味です。謝られた時にも使うことが出来る表現です。
6. ごめんなさい
クィンフルッパー
何かこちらに非がある時に使う表現です。このほかに目上の人に「失礼しました」という意味で使うガドヴォーイェという表現もあります。どちらも丁寧な表現です。また英語のソーリー(Sorry)は友達同士の軽い表現として使うことがあります。
7. はじめまして
トゥェヤァダーワンターバーデー
最後に自己紹介する時に便利な「はじめまして」という表現を。少し長いですが、何度も言うことで口に慣らして使えるようにしてみましょう。
ミャンマー・ミャンマー語こぼれ話
ミャンマーに行く前に知っておくと役立つ!?面白い!情報を併せてお届けいたします。これまで言った国への滞在はわくわくすることであふれていますよね。事前に国の情報を知っているとさらに滞在が楽しいものになること間違いなしです。
ミンガラーバー(こんにちは)はあまり使わない!?
ミャンマー語のこんにちははミンガラーバーという風に紹介しましたが、実はこの挨拶現地の人同士ではあまり頻繁に使うことはないのです。では何を使うかというと“タミンサーピービーラー”という言葉を使います。この言葉の意味は「もうご飯を食べましたか」という意味です。ミャンマー人は普段「こんにちは」の代わりにこの挨拶を使うことが多いのだそう。ですので、急に「ご飯食べた?」と声をかけられても驚かないでくださいね。
名前から生まれた曜日がわかる?ミャンマーの名前の付け方
ミャンマーで子供が生まれた時にはその子供が生まれた曜日にちなんだ名前をつけます。どういうことかというと、ミャンマー語にはミャンマー文字が33文字ありますが、その33文字それぞれに月~日曜日(水曜日の午前・午後にわかれる)の曜日が割り振られています。ミャンマーの風習では子供に名前を付ける時にこの生まれた曜日にちなんだ文字を名前の頭文字にするのだそうです。どうしてもつけたい文字がある時は、生まれてくる日を調整する妊婦さんもいるほどなんだそうだとか。もしミャンマー人に名前を聞いたときは何曜日生まれかにも注目すると面白いかもしれません。
苗字ではありません!伝統的な化粧品「タナカ」
ミャンマーの市場では「タナカ」といものが売られています。これは何かというとミャンマーの天然化粧品です。ミャンマーではタナカの木と呼ばれる、この化粧品の原料となる木を切って、木の繊維をすりつぶしそこから出てきた白い樹液を天然の化粧品として顔に塗るのだそうです。ちなみに日焼け止めの効果もあるのだとか。タナカの木は厳密に言うと数種類の樹木があるそうなのですが、この樹液が取れる木は総じてタナカと呼ぶそうです。ぜひみなさんもミャンマーに行かれた際にはタナカメイクに挑戦してみては?
意外に日本人の口に合う?あっさり味付けのミャンマー料理
インドや中国、タイといった刺激の強い香辛料を多く使う料理のイメージが強いアジアの国に囲まれたミャンマーですが、ミャンマーの料理自体はや淡水魚から取っただしを使ったあっさり系のものだったりココナッツミルクで味をまろやかにしたものが多いのだとか。刺激が強いアジア料理が苦手でいつも旅先でお食事に困るという方も、ミャンマー料理は口に合うかもしれませんね。またミャンマーはインドやタイのようにカレーも日常的に食べるのだそうですが、カレーも他の国のものと比べると辛さは控えめなようです。そういえば以前ミャンマー人の先生が日本料理はすごくミャンマー人の口に合うと言っていましたが、逆もしかりなようですね。
いかがでしたでしょうか。ミャンマー人は親日家が多く、また性格がおおらかで人懐こい国民性だといわれています。こちらから積極的にミャンマー語で話しかければ、すぐに打ち解けられるはずです。まずは基本のミャンマー語あいさつを覚えて、ぜひミャンマー人と仲良くなってくださいね。
さらに詳しくミャンマー語の勉強がしたい、赴任前にしっかりミャンマー語を身に着けたいという方はアイザック外国語スクールに相談を!