ベトナム語で「ありがとう」は何て言うの?【音声付き】

ベトナム語で「ありがとう」は何て言うの?【音声付き】

赴任・赴任帯同・ベトナム人を受け入れている企業の方



留学や赴任などでベトナムに行く予定の皆さんの中には、ベトナム語で「ありがとう」を何と言うかご存知の方もいらっしゃると思います。

ありがとう=「Cơn

カタカナ読みを付ければ、「カモン」。中国語の「感恩」が由来しています。基本的な単語のひとつですが、実は「カモン」と言ってもベトナムの人には通じません。カタカナの発音では聞き取ってもらえないので、現地に行く前に正しい発音を身に着けておくことが大切です。

ここでは、書き方や読み方、発音だけでなく、「ありがとうございます」という丁寧な表現や、より親しい言い回しのフレーズを音声付きでご紹介します。現地ですぐに使えるシチュエーション別のフレーズを覚えて、ベトナム語の「ありがとう」をマスターしましょう!

    

伝える相手別、丁寧な言い回し、手紙などで使える「ありがとう」のフレーズ(発音付き)

 

●一般的なありがとう●

 Cơn

 基本的には、Cm ơnだけでも失礼ではありません。ただ、感謝を伝える相手の代名詞をつけるとより自然です。

 

 年上の男性に対する場合:Cơn anh

 年上の女性に対する場合:Cơn ch

 

●友人へ伝える場合●

Cơn nha

 友人にはめったにありがとうと言わない文化ですが、あえて言うならば、Cm ơnの語尾に「ね!」という意味の「nha」をつけます。そうすることで、より柔らかい表現になります。
 また、親しい人へ伝える場合と同様、相手の代名詞をつけて、語尾に「nha」をつければより良いです。

 

年上の男性に対する場合:Cơn anh nha

 

●敬語のような丁寧な言い回し●

 Xin cơn

  ベトナム語には、日本語のような敬語はありませんが、お客様や目上の人などに対する丁寧な表現があります。Cm ơnの前に、「Xin」をつけることで、より丁寧に感じられます。

 Xin cơn anh nhiu

  より丁寧に気持ちをたくさん伝えたい場合は、多くという意味の「nhiu」を、相手の代名詞の後につけることで自然な表現になります。

 Cơn

  ご年配の方に対する場合、最後に「」をつけて、丁寧に感謝の気持ちを伝えます。また、ベトナム語の特徴として、主語(私)と相手(あなた)という言葉を添えることで更に丁寧な言い回しになります。

 

●手紙での書き方、伝え方●

 Xin cơn. / Xin chân thành cơn.

手紙やメールの場合、「Cm ơn」だけで使わず、丁寧な言い回しを使って書きます。「Xin cm ơn」、もしくは「Xin chânthành cm ơn(誠にありがとうございます)」を使った方がより良いです。

        

ベトナムでの感謝の気持ちの伝え方

 

 ここまで、ベトナム語でのありがとうのフレーズを紹介してきましたが、実は、

ベトナム人同士、ありがとうと口頭で伝えることは少ないのです。

 その背景には、ベトナム人のお互いに助け合う文化があります。見知らぬ人でも困っている人がいれば声をかけて親切に手伝う人が多くいます。助け合うことは当たり前のことだと思っているからこそ、些細なことでありがとうと伝えると、かえって「儀礼的すぎる。ちょっとしたことなのに何でありがとうと言うの」「当然のことをしたまでなのに、ありがとうと言わないで」と優しい口調で言われます。大変なことを手伝ってもらった場合でも、ありがとうと言うと、手を振りながら「いえ、いえ」と言ったり、「儀礼的すぎるよ!」と叱ったりもします。

 見知らぬ人に対してもそうなので、親しい人や友人、家族の間ではありがとうと伝えることはほとんどありません。友人にありがとうと言えばかえって、他人行儀すぎると思われ、「友達だと思っているのは自分だけなの?」といらぬ心配をかけてしまうことも。

 

 ありがとう同様、ごめんなさいと謝ることもあまりしません。お互いに申し訳ないことをやってしまったら、謝らないまま数日間話をしなかったり、顔を合わせなかったりすることもあります。会った時には、例えば「市場に行くんですか」と何事もなかったかのように声をかけると、相手も「いや、子どもを迎えにいくんだよ」と自然に答えてくれます。また、仲直りのきっかけとして、「家に飲みに来てね」と声をかけ、お酒を飲んで仲直りをするということもあります。ごめんなさいと言わなくても、自然に声をかけ、応えることで、過去の事はお互い忘れようという暗黙の了解があり、それからはまた普段通りの関係に戻るという文化なのです。

 

 親切で寛容なベトナム人は、言葉よりも感謝や謝罪の気持ちを行動で表すことを大切にします。行為は意識・気持ちを伝える手段だといのが、ベトナムの面白い文化ですが、いつでも言葉の代わりに行為で表現できるということではありません。また、いつでも行為を行う勇気があるということではないので、誤解を生みやすく、トラブルになることもあります。

 

日本は感謝・謝る気持ちを伝えるために、まずは言葉で意識・気持ちを伝え、その後に行為に移します。ベトナムの文化とは逆なので、留学や赴任で現地に行った際には、初めは戸惑うかもしれません。ベトナム以外にも外国に行けば、文化を理解できるまでに時間が必要です。慣れるまでは苦労することもあると思いますが、自国の文化を押し付けず、柔軟に他国の文化を受け入れ、理解することで現地での生活に早く慣れることができるでしょう。

アイザックのマンツーマンレッスンなら、ベトナム語だけでなく、ベトナムの文化も一緒に学び、現地での生活に早く慣れるための生活の知恵や注意点なども現地出身の講師から教わることもできます。マンツーマンレッスンならではのメリットも多々あるので、まずは体験レッスンからお試しください。

 

資料請求

各種資料を郵送にてお送りします。最寄りのスクールを選択してください。

各種資料のPDFを、メールにてお送りします。お問合せ先のスクールを選択してください。

体験レッスン

最寄りのスクールを選択してください。