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インドネシア語スクールインドネシア語講師インタビュー 

インドネシア赴任生活を成功させるために大切な5つのポイント

インドネシア赴任生活を成功させるために大切な5つのポイント
 海外赴任が決定した際、まずは言語を身に着けることが大切ですよね。世界の公用語である英語に加え、赴任先の言語をマスターする必要もあるでしょう。次に大切なことは、赴任先の生活事情を知ること。
 アイザックでは日本語堪能な現地出身の講師、あるいは現地での在住歴が長く、現地の言葉が堪能な日本人講師が、海外赴任を控えている方を対象にしたマンツーマンレッスンを行っています。レッスンでは言語はもちろん、現地の生活や文化、マナーなど、赴任をする前に知っておいた方がいい情報もお伝えしています。

 この記事では、海外赴任生活を成功させるために知っておきたいポイントについて講師にインタビューした内容を紹介します。今回は、インドネシア編です。

エルナ先生 インドネシア出身で日本語が堪能な エルナ・スティヤニンシ先生に、インタビューしてきました。ぜひ赴任・駐在生活のご参考にして、インドネシアでのお仕事や生活を充実させて頂けたらと思います。

 

ポイント1 インドネシアのマナーは宗教ごとに異なる!



―インドネシアに出発する前に知っておいた方がいいマナーはありますか?

 インドネシアには約1340の民族があり、民族ごとに言葉も習慣も違います。民族の中ではジャワ民族が一番多く、私もジャワ民族なのですが、ジャワ人の一般のマナーでいえば、右手と左手の使い分けがされていることです。

右手は、食事の時や、握手をする時、人に物を渡したり受け取るなど、人と接する時に使います。左手は、トイレに行って用を足した後に使う不浄の手とされています。宗教と関連しているのだと思います。

 現在、インドネシアでは6つの宗教が認められています。イスラム教が一番多く、次にキリスト教のプロテスタントとカトリック、そしてヒンズー教、仏教で、一番少ないのは最近認められるようになった儒教です。それ以外の宗教は認められていません。

 インドネシア人は全員豚肉を食べないと勘違いされることがよくあるのですが、宗教によって食べられる肉とそうでない肉が違います。バリではヒンズー教が一番多く、宗教上では牛を食べてはいけないとされています。牛は、シヴァという破壊の神様の乗り物なので、食べてはいけないのですが、豚肉は特に制限されていません。
しかし、イスラム教では豚肉を食べてはいけないとされています。宗教によって食べられる肉が違うんです。キリスト教、カトリック教は特に制限されていないので、牛肉も豚肉も食べますね。

食に関すること以外にも、インドネシア人は誰もが頭を触ってはいけないとしていると勘違いされることがあります。ヒンズ―教の場合は頭の上に神様がいるから触ってはいけないとされているのですが、イスラム教の場合は子供が大人の頭を触ってはいけないのですが、大人が子供の頭を触るのは大丈夫です。日本でも愛情を表すために親が子供の頭を撫でますよね。それと同じです。

 インドネシア人は初対面で、あいさつ代わりに色々質問をして話題を膨らませ、親しくなろうとします。独身ですか?、結婚していますか?、という質問もしますし、宗教についても聞きます。日本人は無宗教の人が多いですよね。インドネシア人はほぼ全員宗教を持っているので、宗教がないというと「どうして? 何で宗教ないの?!」と驚かれ、「宗教持たないとダメだよ!」としつこく話をしてきます。

親しくなって、日本人は宗教を持たない人が多いということを分かってもらえればいいのですが、初対面で理解してもらうのは難しい場合もあります。宗教を聞かれたら信仰心の有無に関わらず、例えば仏教と答えるなど、何かしら宗教を持っていると答えることをお勧めします

 インドネシアでは身分証明書に宗教を記入する欄があります。目的は様々ですが、例えば亡くなった後、遺族がいない場合、どのようなお葬式をしたらいいか分からないので、身分証明書の宗教欄を見て判断することがあります。よく生徒達に、イスラム教徒は全員信仰心が篤いイメージがあると言われるのですが、インドネシアはゆるい方で、イスラム教が国教になっているマレーシアほど厳しくはありません。イスラム教でもすごくまじめな人もいれば、ゆるい人もいます。

身分証明書にイスラム教と書いていても、お祈りや礼拝もせず、豚肉を食べたりお酒を飲んだりする人や、ヒジャブを被らない人もいます。私もゆるい方なので、インドネシア人でイスラム教だといっても、全員信心深いとは限りません。イスラム教では性別が違うと家族以外は握手をしてはいけない決まりがあるのですが、ヒジャブを被っている人でも握手をしてくれる人もいます。

ポイント2 優しく寛容であることが、現地社員から慕われるポイント!


―赴任する前に身につけておいた方がいいインドネシア語のレベルはどの程度ですか?

 高ければ高い方がいいですね。オフィス勤務ですと、現地の社員と英語で話すことが多いのですが、工場などの現場の社員は英語ができない人が多いので、インドネシア語ができないと意思疎通がとれず仕事ができません。また、日常の買い物をする時もインドネシア語なので、最低限日常会話ができるレベルは身に着けておいた方がいいですね。仕事ではなるべく高いレベルのインドネシア語が使えると、よりスムーズに仕事ができると思います。


―インドネシア人の社員と良好な関係を築くために気を付けた方が良いことは何ですか?

 インドネシア人は基本的に怒らないし、怒られるのも慣れていないんです。なので、みんなの前で怒られたら傷ついてすぐに辞めてしまいます。一緒に仕事をしにくくなってしまうので、注意をする時はきつい言葉を使わないよう言葉を選ぶようにしてください。1対1で会って、柔らかい物腰で話す方が伝わりやすいです。その時はインドネシア語で話した方がいので、日常会話よりもさらに高いレベルを身に着けておいた方がいいですね。

 オフィス勤務でミーティングをする場合などはメモを取る人が多いですが、現場の社員だとメモを取る習慣があまりない人が多く、口では分かりましたと言うのですが、すぐに忘れてしまうことがあります。なので、何度も、何度も確認することが大切です。インドネシア人は間に合います、できますと言うのですが、納期当日になってできませんでしたということも少なくありません。毎回、毎回、確認することが必要です。

 インドネシア人はのんびりしている人が多いです。日本人は働き者で段取り良く計画をしっかり立ててという人が多いですが、インドネシア人は逆なんです。それを知らずに日本のやり方で仕事をしようとすると失敗する恐れがあります。インドネシア人は、優しく、部下とも仲良くなれる気さくな上司を好むので、日本の働き方を押し付けず、現地社員に少しずつ教えていきながら、柔軟に寛容に対応していくことが大事です。

ポイント3 少しずつ免疫を付けて、現地の食事を楽しむ!


―インドネシアの食に関することで気を付けた方がいいことはありますか?
 
 日本の方は健康的な食事を普段食べていると思います。まれに初めてインドネシアに来て屋台で食事をしてもお腹を壊さない人もいますが、ほとんどの人がお腹を壊すようです。初めは特に水に気を付けた方がいいです!

水も生野菜も少しずつ現地の物を口にしていって慣れていき、せっかくインドネシアに行くのでレストランばかりでなく、屋台でも食事ができたらと思います。インドネシアの食べ物はカロリーも高く、脂っこいものが多いので、健康に気を付けている方は自炊して、たまにはインドネシアの料理を食べるというようにしてもいいと思います。


―食事のマナーで日本と異なることはありますか?

 食事の際のマナーを特には気にしません。あえて言えば、日本人は麺をすする時音を立てますが、ジャワの民族からすればそれは失礼にあたります。スープを飲むときは音を立てない、右手で食べることがマナーとされています。


―食生活で日本と異なる点はありますか?

 普段スプーンとフォークを使うのですが、麺類は箸で食べたりします。手で食べることも多いです。からあげとか、ご飯と一緒に食べるものを直接手で食べることがあります。基本的にご飯が主食で、パンはお菓子という感覚で、パンを食べてもご飯を食べないと物足りないという感覚です。

ケンタッキーやマクドナルドもあるのですが、必ずメニューにご飯があります。チキンをおかずにご飯を食べるので、マクドナルドではハンバーガーを食べる人よりナゲットをご飯と一緒に食べる人が多いですね。インドネシア人は辛いものが大好きなので、辛いソースの味付けがあります。


―インドネシアでぜひ食べた方がいいおススメの食事はありますか?

 インドネシアは広いので、地方によって食べ物も異なります。日本で知られているインドネシア料理と言えば、ナシゴレン、ミゴレン、サテー(焼き鳥)と種類が少ないですが、インドネシア料理は他にもたくさんあります。日本で知られているインドネシア料理以外の物をぜひ食べてもらいたいです!

例えばジャカルタですと、soto betawibubur ayam Jakartaなどあって、ジャカルタ以外の場所にももっとたくさんの料理があります。インドネシア料理は全て辛い物ばかりではなく、辛くない物もあります。辛いのが苦手な人でも食べられるので、ぜひ色々なインドネシア料理を食べてみて下さい。


―日本と比べて物価はどうですか?

 場所によりますが、ジャカルタはインドネシアの中で一番物価が高いです。屋台で売られている物は平均が大体15,000ルピアなので、100円程度で食べられます。現地料理屋や屋台で食べると安いです。寿司やラーメンなどの日本料理屋で食べると日本とあまり変わらない値段です。

スーパーで売られている物は大体同じで、税込み価格です。端数切捨てで買えるので、例えば521円であれば520円にしてもらえます。日本と同じくレジ袋も有料化されています。最近はキャッシュレス化が進んでいて、日本よりも前にキャッシュレス化が推進されていたように思います。

 最近は、「GOJEK」(ゴジェック)という便利なアプリがよく使われています。GRABやUBERなど、タクシー(車)をオーダーするアプリと似ているのですが、インドネシア発の配車アプリで、車だけでなくバイクタクシーも配車することができます。コロナ禍で外出を控えている今、利用する人が増えてきています。バイクタクシ―の手配、タクシー(車)の手配、食事のデリバリー、買い物代行、映画のチケット購入、荷物の運送、ハウスキーパーの手配、マッサージの手配等を依頼できるアプリで、すごく便利なんです。

ポイント4 親日のインドネシア、特にジャカルタは日本人も多くて住みやすい!


―インドネシアは比較的親日でしょうか?

 そうですね。日本のアニメやコスプレなどの文化、寿司やラーメンなどの日本食も人気があります。高校の第二外国語は日本語が人気なほど若者にも親しまれています。日本の植民地だったのですが、日本を敵視することはないので、日本人にとって住みやすい国だと思います。東京メトロの中古の電車が走っていて、“てっちゃん”もいっぱいいます。

特にジャカルタには、日本料理屋や日本人が店主をしているパン屋もあって、日本人も多く住んでいます。また、イオンモールや西武もあって、何でもそろっているので不自由がなく、住んでいたら帰りたくなくなると思います。(笑)

 また、ジャカルタには病院も日本語対応可能な所が4か所あります。共愛クリニック、タケノコ診療所、カイコウカイクリニック、SOSクリニックです。先生はインドネシア人なのですが、日本の医大の卒業生なので日本語が話せます。他にも私立病院もいくつかあって、英語も通じるので困らないと思います。出産は日本でした方が医療的には安心です。ただ、インドネシアだとお手伝いさんを雇えるので、産後はお母さんが何も気にせず、体を休めながら赤ちゃんのお世話に集中できます。


―家族と一緒に赴任される方は、お手伝いさんを雇った方がいいですか?

 家族と一緒に赴任される場合、会社の方からお手伝いさんや運転手さんを用意してくれることが多いようです。サービスアパートメントであれば、ホテルのようにハウスクリーニングの人がついて家事全般やってくれます。家族と帯同して赴任する場合は、言葉の練習にもなるし、生活の事についても色々聞けるので雇うことをお勧めします。ただ、掃除の質を細かく求めてしまうとすぐ辞めちゃうので、やってもらって足りないところは自分でやるようにしたらいいと思います。


―治安はどうでしょうか?

 インドネシア全域の治安が悪いというわけではないですが、夜はひとりで出歩かない方がいいですね。外出するならなるべく現地の人と一緒の方が安心だと思います。道端やデパートなどで集団すりに出くわすこともたまにあって、生徒さんの中にもデパートで女性に囲まれて財布を取られたことがある方もいます。大事なものは家に置いて、ある程度のお金だけ持ち歩いた方がいいですね。鞄はいつも前に持つようにしたり、携帯電話は紐を付けて持ち運ぶといいです。貧富の差が激しい国ではあるので、気を付けた方がいいと思います。

ポイント5 インドネシア語のマスターと、寛容な心と柔軟な対応が大切!


―これからインドネシアに赴任される方へアドバイスやメッセージをお願いします。

 とにかくまずは言葉。そして、寛容さが必要です。日本の感覚でそのままやると上手くいかないと思うので、インドネシアでの職場環境や職員の状況に合わせて、柔軟に仕事を行った方がスムーズにいくと思います。ミーティングも日本はきっちり計画的に行いますが、上手くいかない時もあります。日常生活でも、公共交通機関の遅延や車の渋滞はいつものことなので、時間をつぶせる本などを準備するといいと思います。気持ちに余裕を持って寛容に柔軟に対応していけば快適な現地での生活を送れると思います。

最後に


 日本語もとても堪能で、笑顔が素敵でフレンドリーなエルナ先生から、インドネシア赴任でのポイントについてお話を伺いました。日本にいてはなかなかイメージがしにくいインドネシア赴任での生活ですが、少しはイメージを膨らませることができたでしょうか? アイザックではエルナ先生のように、日本語もできる素敵な先生からマンツーマンレッスンを受けることができます。インドネシア語のみならず、インドネシアでの生活や文化にも精通した先生のレッスンを受けてみませんか? まずはお気軽にお問合せください。

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